社内サーバは「Windowsサーバ」と「Linux(リナックス)サーバ」どちらを選ぶべきか?

先日、某不動産仲介会社に社内サーバを新規で設置してきました。そちらの会社では、主にファイル共有用としてNASを使われていたのですが、同時接続可能人数が30人程度のNASに100人以上がアクセスしていたため、速度が遅くなったり、ファイルが開けなかったりと多数問題が発生していました。

会社の規模も大きくなり、NASでは機能的に限界ということで、社内サーバに切り替えることになり、弊社にご依頼をいただきました。ということで、今回は、社内サーバ設置についてのお話です。

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「Windowsサーバ」と「Linux(リナックス)サーバ」の違いとは?

社内サーバの導入を検討する際に、物理的なサーバを社内に設置するなら、「Windowsサーバ」と「Linuxサーバ」の2種類のサーバから選択するこができます。クライドサーバはここでは除外します。

この2つのサーバにはどんな違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

Windowsサーバ Linuxサーバ
機  能 社内のPCを厳格に管理 自由にカスタマイズ可能
費  用 OSやライセンス料金が必要 サーバ本体以外は無料!!
サポート 有償のヘルプデスクサポート オンライン上でのサポート
管理・運用 比較的、誰でも使える IT技術者のみが使える
セキュリティー 対策までに時間がかかる 問題があればすぐに修正される

【機 能】

■Windowsサーバ(社内のPCを厳格に管理、業務用機能が充実)
社内のPCを厳格に管理することが可能。業務で使える機能が多数あり、それらを複雑に絡ませることができる。さらに、Microsoftが提供しているツールの上で設定することが可能。広い範囲をカバーする機能が搭載されている「ゼネラリスト」がWindowsサーバの特徴です。
■Linuxサーバ(自由にカスタマイズ可能)
特化型のサーバ(例えば、Webサーバ等)にするなら、設定の柔軟性が高く何でもできるリナックスサーバが優れている。リナックスは自分のやりたい方向に極限までカスタマイズが可能なスペシャリスト型のサーバ。ただし、企業内で管理サーバとして使うなら機能は限定されてしまう。

【費 用】

■Windowsサーバ(OSやライセンス料金が必要)
Windowsサーバを使う場合、サーバ本体の料金以外に、OSやサーバに接続するPC台数分のライセンス費用が必要になります。Linuxサーバに比べ、費用は高くなりますが、Microsoftの保証とサポートが受けられるという安心感から、大企業のような資金的に余裕のある会社はこちらを選択するケースが多いです。
■Linuxサーバ(サーバ本体以外は無料!!)
基本的に、サーバ本体以外は無料です。OSもライセンス料金も必要ありません。さらに、サーバ本体も高スペックなPCでなくても動作するため、高価なサーバを用意する必要もありません。設定費用はLinuxサーバの方が高くなりますが、全体的に見るとWindowsサーバより安く収まります。中小企業向で導入するケースが多いようです。

【サポート】

■Windowsサーバ(有償のヘルプデスクサポート)
基本的に通常のWindowsと同じような有償サポートを受けることが可能。さらにネット上に様々なフォーラムや、関連記事が多数存在するため、そういったサイトから容易に情報を得ることができる。
■Linuxサーバ(オンライン上でのサポート)
Linuxサーバを選択しない企業が一番懸念ポイントがこのサポートだと思います。もちろん、Windowsのような専用のヘルプデスクはありませんが、その他はWindowsサーバと全く変わりません。さらに有償版Linuxにはサポートサービスが付属しています。実際に使用してみた感じでは、サポートで受けられるサービスの違いはありません。

【管理・運用】

■Windowsサーバ(比較的、誰でも使える)
Windowsはサーバ用のOSとはいえ、通常のWindowsと操作方法が似ているので、ある程度のことはお客様ご自身でやっていただける。緊急時のトラブルにもすぐに対応することができる。
■Linuxサーバ(IT技術者のみが使える)
コマンドラインという特殊な操作方法のため、IT技術者でなければ操作するのは難しい。管理可能な人間が限定されてしまうのがLinuxサーバのデメリット。

【セキュリティー】

■Windowsサーバ(対策までに時間がかかる)
セキュリティー対策については両者に大きな違いはありません。ただ、セキュリティーホールなどの問題が見つかった場合、修正プログラムが配布されるまで多少時間がかかる。
■Linuxサーバ(問題があればすぐに修正される)
Linuxはオープンソース(誰もがソースコードにアクセス可能)なため、その脆弱性を見抜かれる可能性もあるが、同時に機能の向上や修正が迅速に行われるという面もある。

社内サーバを選ぶ時に最も大切なこととは?

サーバを選ぶ時に大切なことは、そのサーバを使って会社でどんな事を実現したいのか?つまり、やりたい事を明確にしておく事が重要です。そのやりたい事、実現した事を明確にした上で、どんなサーバを導入したらいいかを考えるのがベストだと思います。

つまり、「Windowsサーバ」か「Linuxサーバ」で選択するのではなく、まずは、「サーバ導入によって実現したい事」をはっきりさせることです。それさえ決まれば、サーバの選定もスムーズに進んでいきますし、弊社のようにサポートする会社としてもより適したサーバをご提案することができます。

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