【故障】Windowsが起動しないPCのデータを取り出し、別のPCに移行する方法。

故障したパソコンからデータ救出し復旧した方法

昨日のことです。私が仕事で使っているノートパソコンが故障してしまいました。電源を入れてもWindowsが起動せず真っ暗な画面しか表示されない状態です。何度再起動しても症状は改善されません。

「やってしまった。。。」

普段、みなさんに「バックアップは必ずしておきましょう!」なんて偉そうな事を言っていた私ですが、自分のパソコンはバックアップしていませんでした…。

壊れたパソコンの中には仕事で使う大切なデータがあったので、とにかくデータを救出し、別のパソコンに移植する作業を行うことに。せっかくなので、今回の作業手順をブログに残しておきます。同じようなケースでお困りの方は参考にしてください。

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手順1:壊れたPCから記憶媒体(HDDやSSD)を取り出す

ハードディスクを取り出す
まずは、パソコンから記憶媒体(多くの場合はHDDですが最近はSSDも多いです)を取り出す必要があります。機種によってやり方が大きく変わります、Lenovo Thinkpadのように分解のマニュアルが提供されているブランドもあれば、自分での分解を推奨しないブランドもあります。メーカーマニュアルを確認していただいたりブログ記事で分解方法を確認ください。YouTubeなど動画を探してみるのも良いでしょう。

デスクトップパソコンの場合の分解方法

超小型PCでない限り、デスクトップパソコンからHDDを取り出すのは簡単です。コンセントを外してからケースの横を外せば(もしかしたらプラスドライバーが必要かもしれません)簡単にHDDを外せることが多いです。

一体型パソコンの場合は

一体型パソコンはどのメーカーも分解が難しいことが多いです。Youtubeで分解動画を探してみましょう。筐体が爪などでがっちりと組まれていることが多く、以下のような道具があるといいかもしれません。ケガをしないようにお気を付けください。

Felimoa ピック型ケースオープナー 修理 分解 修理キット付属 工具 28点セット
Felimoa
バッテリー交換の際にあると便利:スマホやゲーム機の背面カバーなどはしっかり閉まっていて、隙間も非常に狭いことが多いです。このピック型ケースオープナーがあれば、僅かな隙間から開けることができますので、バッテリー交換がしやすくなるといえます。

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手順2:取り出したHDDをUSB接続変換アダプタに接続

HDDをUSB接続変換アダプタに接続
取り出したHDDを別のPCに繋ぐために、専用のUSB接続変換アダプタ/ケーブルを利用します。今回はSATA(サタ)形式のHDDだったため以下の変換アダプタを利用しました。実際にはお使いのHDD/SSDに合った端子の変換アダプタ/ケーブルを利用することになります。端子の形状に関しては後述します。

サンワサプライ IDE/SATA-USB3.0変換ケーブル USB-CVIDE6
サンワサプライ(Sanwa Supply)
【インターフェイス】:USB側 USB Ver.3.0準拠(USBVer.2.0上位互換)、HDD側 IDE、SATA

HDDをUSB接続変換アダプタに接続
説明書通りに「USB接続変換アダプタ」をHDDに取り付けてください。

色々あるHDD/SSDの端子形状、SATA、M.2など

今回は壊れたパソコンのHDD端子が「SATA(サタ)」というインターフェース(端子)であったため、SATAで説明しています。
実際には端子の形状は時代とともにより高速に、より小さくなる方向で進化しておりHDD/SSDの端子には「SATA」以外にも色々な形状、規格があります。サーバなどで使われる「SCSI」や「SAS」、規格は「SATA」と同じものの形状が異なる「miniSATA」「MicroSATA」、最近のSSDでよく使われる「M.2(規格や形状でさらにいくつかの種類に分かれる)」それぞれUSBとの変換ケーブル/アダプタを用意していただく必要があります。

※ただしサーバー用のHDDは構成が特殊なためそもそも自力でデータを取り出すのはそもそも難しいことが多いです。

以下にSATA以外の形状の変換ケーブル/アダプタや参考となる記事を載せますのでご参考ください。

JsER USB 3.0 to 7 + 6 13pin Slimline SATAアダプタケーブルノートパソコンのCD DVD Rom光学ドライブ
JSER
USB 3.0 to 7 + 6 13pin Slimline SATAアダプタケーブル、Laptop CD DVD ROM光学ドライブ
ELUTENG mSATA SSD to USB3.0 変換アダプター より安定 5Gbps UASP対応 mSATA USB 変換アダプタ 新型ASM1153チップ mSATA SSD ケース ケーブル不要 Mini-SATA ソリッドステートドライブコンバーター 外付けハードドライブ
ELUTENG
このmSATA to USB 3.0ライザーカードは流行らないmSATA SSDに適しています。mSATA SSDをUSBフラッシュドライブに変え、ラップトップまたはデスクトップコンピュータ用の外部記憶域を拡張します。
M.2 to USB3.0アダプタ、M.2 BキーSATA SSDからUSB 3.0アダプタ、外付けUSBから2280 M2ドライブアダプタ、NGFFコンバータリーダーカード
MOXCAHER
このアダプタを使用すると、NGFF M.2 BキーSSDをUSB 3.0インターフェイスに変換し、貴重なデータを永続的に保存できます。
M.2 NVME-USBアダプター、RTL9210チップMキーM.2 NGFF NVMEからUSB 3.1カードリーダーにアップグレード(ケーブル不要)10 Gbps高性能M.2 USBアダプター(Windows XP 7 8 10、MAC OS用)
MOXCAHER
🔥M.2 NVME SSD-USB 3.1アダプター、高性能10Gbps USB3.1 Gen 2ブリッジチップ、ケーブルなしでUSBポート経由でデータを取得またはバックアップします。 USB 2.0、USB 3.0と互換性があります。 ポータブルSSDとして使用します。
SSDの規格や容量、HDDとの違いについて
HDDに比べるとSSDはよいことばかりと思いがちですが、両方にメリットがあるので、HDDもそこそこ需要があるのが現状です。しかしPCの中にHDDの代わりにSSDが内臓されたPCも出てきているので、徐々にSSDも浸透しているのでしょう。両者の違いとメリットを知り、適切な選択に役立てて欲しいです。
SSDの中の新規格M.2について
SSDは早い、大容量などのイメージを持っている人が多いですが、最新のM.2についてはご存知でしょうか。より小型化し進化したM,2についてまとめ、購入する時の注意点などについても触れました。PCのコネクタ部に合うか注意して購入をしてください。

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手順3:パソコンとHDDをUSBで接続する

パソコンとHDDをUSBで接続する
HDDにUSB接続変換アダプタを繋いだら、パソコンと接続しましょう。「外付けのHDD」として認識されるはずです。

HDDは認識されるけれどファイルが見えない場合はご自分でも復元ソフトなどを利用してデータを取り出せる場合があります。自力でデータが復元できるかどうかは以下の記事を参考ください。

もしHDDが全く認識されない場合は物理的故障が考えられます。このような場合は自力でデータを取り出すことはかなり難しいので、どうしてもデータを復元したい場合は費用はかかりますが専門の業者へ依頼するのが良いでしょう。

故障したHDD/SSDからデータを取り出したい!自力で復旧できるか判断する方法
急にパソコンのHDDが故障してしまった、データのバックアップを取っていない。その時こそ慌てずに対処しましょう。この記事では故障したHDDからデータを取り出したいときに、自力でデータ復元するか専門業者に依頼すべきか判断する方法をまとめています。

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手順4:ユーザーデータをコピーする

ユーザーデータをコピーする
最後の手順は、先ほど認識したHDD内のユーザーデータを丸ごと別のパソコンへコピーすることです。

ユーザーデータとは、そのパソコンを使っていたユーザーの基本情報が全て入っているデータで、デスクトップやお気に入り、マイドキュメントや写真・動画、Outlookのメールデータなど多くのデータが保管されている場所です。つまり、こちらのデータを丸ごと上書きコピーしてしまえば、別のパソコンに以前使っていた環境をそのまま再現できるのです。

ユーザーデータ
ユーザーデータの場所ですが、先ほど認識したHDDに「ユーザー」というフォルダがあります。この中にいくつかユーザーがあると思うので(1つの場合もある)、あなたが使っていたユーザー名をクリックしてください。その中の情報が「ユーザーデータ」です。

ユーザ情報の場所はWindows11でもWindows10でもWindows7でも共通の場所にあります。「C:ドライブ」→「ユーザ」→「ご自分のユーザ名」フォルダです。このフォルダ内のデータを全てコピーし、新しいPCのユーザ情報へ上書きコピーします。詳しいやり方はコチラの記事でも説明しているので参考にしてください。

サポート|Windows7を32bit版から64bit版に変更、メモリー増設
本日のサポートは、有楽町の会社にOSの再インストール作業でした。 以前より不調を訴えておりました社長さまのパソコンをスペックを増強した上で、Windowsを再インストールすることになっておりました。 1 メモリを増設 2 より...

BitLockerの回復キーの入力を求められる場合の対応

Windows10以降のパソコンではセキュリティが強化されており、取り出したHDDを他のパソコンにつないでも「BitLockerの回復キー」を求められデータが見られない場合があります。その場合正しい回復キーを入力しない限りデータは読めません。幸運にも回復キーを確認できるケースもありますがもし回復キーが入手できない場合データの取り出しは出来ません

出荷時からBitLockerが有効化されていることもあります。また不用意にBitLockerの設定を有効にしてしまったりするとデータ復旧出来なくなる可能性がありますのでご注意ください。BitLockerについては別ページにて記事をまとめましたのでご参考ください。

「BitLocker回復」が起動時に表示される!原因・対処方法は?
PCを起動すると、通常のwindows起動画面ではなく、青い画面の「BitLocker回復」が表示されてしまう場合について、原因と対処方法、及びBitLockerの基本的な特徴と仕組みについて説明しています。

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自力でデータ取り出し&移行方法のまとめ

以上でデータ取り出し&移行作業は終了です。

PCが壊れてから約1時間程度で業務に復帰することができました。今回は、「HDD自体が壊れていなかったこと」「予備のパソコンが手元にあった」という2つの幸運に恵まれてデータ移行がスムーズに行えました。さらに、メールはGmail(ウェブメール)を使っていたのでメールに関するデータや設定の変更は必要ありませんでした。

もしHDD自体が壊れているかも・・・?という場合にはとても面倒なことになります。実際に自力でデータを取り出そうとするとWindowsが動かない場合でもその原因は様々なため症状に応じて対応方法が変わります。以下の記事もご参考ください。

Windows10のPCがうまく起動しないときにデータが取り出せるか確認する方法
Windows10パソコンの調子が悪くなったことがありませんか。それは故障の前兆かもしれません。必要ばデータがある場合、早めにバックアップを取りましょう。この記事ではWindowsの起動状態からパソコンのデータを取り出す方法をまとめました。
故障したHDD/SSDからデータを取り出したい!自力で復旧できるか判断する方法
急にパソコンのHDDが故障してしまった、データのバックアップを取っていない。その時こそ慌てずに対処しましょう。この記事では故障したHDDからデータを取り出したいときに、自力でデータ復元するか専門業者に依頼すべきか判断する方法をまとめています。

やはり本当に大切なデータはしっかり「バックアップ」をとっておくことが一番です。私もこれからはバックアップをこまめにとるように心がけたいと思います。
最近はやりのおしゃれなノートパソコンには筐体が壊れたらデータを取り出せないタイプもあります。使っているパソコンがデータ取り出しが後から可能なタイプかどうか購入時に確認しておきましょう。

Windowsでおすすめのデータバックアップ方法(標準機能とその他の方法)
PCを使っていると予期しなかったトラブルが起こり、PCを起動できなくなりデータが消去されてしまうことがあります。そんな時のためにバックアップを取っておいたり、PCを復旧できるようにしておくことは大切です。PCが動かなくなってしまっても一番初...

パソコン本体が故障してメーカー修理をお願いする場合もデータについては保証してくれませんので修理に出す前にデータを取り出しておきましょう。

PCメーカーサポート問い合わせ(電話番号、メール、チャット)まとめ
PCトラブルがどうしても解決できない時は、使用しているパソコンメーカーのサポートページを確認したり、メーカーサポートに問い合わせてみるのもひとつの方法です。その際、製品のユーザー登録を済ませてあることが前提である場合が多いので、パソコンのユ...

自力でやるのは難しいという方は、お気軽にお問い合わせください。データーの取り出しに尽力させていただきます。

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内容に関する注意事項

あくまで参考情報となりますので、本サイトの記述に従って設定をされるときは自己責任にてお願い致します。状況によって取るべき手段が異なり全てのケースを網羅出来ているわけではありませんので記述通りに設定すれば必ず設定出来るわけではございません。ご了承ください。

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