
突然Windows Defenderのセキュリティーセンターからウイルス感染のアラートが表示されたんだけどどうしたらいいの?

全然画面操作が出来ない!音も出ているしどうしたらいいのかしら

Web広告を利用した悪質な詐欺広告です。電話をすると金品を要求される可能性がありますので注意してください!このページでは対処方法をお伝えしますので騙されないようにしてください。
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典型的な詐欺広告の例:「クリックして表示」「次のページ」
「クリックして表示」「次のページ」「Continue」「もっと見る」などの意味不明な広告を見た事はありませんか?一見して明らかに不自然な場合もありますが、表示されたページに溶け込んで見分けがつかない場合もあります。広告なのかそうでないのかクリックする前に再度ご確認することをお勧めします。

「クリックして表示」広告の参考例:ページに溶け込んで記事の一部と間違えることもあります

「次」広告の参考例:記事の一部と見間違える紛らわしい広告

「続く」広告の参考例:あたかも記事の続きが読めるかのように見える紛らわしい広告
突然のウイルス警告が表示された場合の対処法
以下のようなアダルト動画サイト風のいかがわしいサイトが表示されます。「カテゴリ別の最も人気のあるの無料ポルノビデオ」と言うちょっと日本語がおかしなタイトルが付いていますね。
(※一部モザイク処理済み、実際のページではモザイクは入っていません)
慌てて「このサイトを閉じますか?」で「はい」を押して消そうしても代わりにウイルス感染のページが開きます。
(実はしばらく待っていても勝手に画面が移るため押しても押さなくても同じです。)
背景はMicrosoftサポート風のページが表示されており「マイクロソフト365」の表記が見えます。
「すぐに当社にご連絡ください。当社のエンジニアが電話で削除プロセスを案内いたします。お使いのコンピュータは無効になっています。Windows Defender SmartScreenにより、認識されないアプリケーションの表示が防止されました。このアプリケーションを実行すると、PCが危険にさらされる可能性があります。」「Windowsサポートに電話する:(0101)20644-50024」「お使いのコンピュータは、トロイの木馬タイプのスパイウェアに感染していると報告されました。次のデータが侵害されました。」「メールID, 銀行のパスワード, Facebookログイン, 写真と文書」「Windows Defenderスキャンにより、パスワード、オンラインID、財務情報、個人ファイル、写真、ドキュメントを盗む可能性があるアドウェアがこのデバイス上で見つかりました。」「ただちに当社にご連絡ください。当社のエンジニアが電話で削除プロセスを案内いたします。」「ただちにWindowsサポートに電話して、この脅威を報告し、個人情報の盗難を防ぎ、このデバイスへのアクセスのブロックを解除してください。」「このウィンドウを閉じると、個人情報が危険にさらされ、Windowsの登録が一時停止される可能性があります。」などとびっくりする文言が並んで表示されますが慌てて電話をしてはいけません。
この時、自動音声でも「パソコンがウイルスに感染しているので今すぐサポートに電話してください。」と急かされますが絶対に電話してはいけません。
操作を躊躇していると画面が変わり「Microsoft Windows ファイアウォールの警告!トロイの木馬型スパイウェアに感染したPC(エラーコード:2V7HGTVB)」「このPCへのアクセスはセキュリティ上の理由からブロックされています。」などとも表示されますが決して電話をかけてはいけません。
今回はMacのSafariを使ってこのページを開いたため、簡単に閉じることが出来ましたがWindowsの場合、マウスが効かずキーボード(ショートカットキー)も使えません。ですが慌てないようにしましょう。
実際にページを開こうとするとおかしなURL、今回の例では「blissful-curie.149-102-231-176.plesk.page」が表示されこのページから移動してもよいか聞かれました。
広告をクリックしてしまった時の対処法
Windowsのパソコンで開いてしまうとマウスは効かず各種ショートカットも効かなくなっています。そのため「閉じる」ことも何もできないため焦ってしまうこともあるかもしれません。
幸い「Ctrl + Alt + Delete」は効きますので3ボタンを同時押ししてサインアウトして再度サインインし直してみましょう。
(パソコンにある程度詳しい方であれば「タスクマネージャー」からブラウザのプロセスを切ることも可能です)
サインインし直した後は感染通知が消えたことを確認して念のためご利用中のアンチウイルスソフトでウイルススキャンをしておきましょう。
詐欺で使われる電話番号の一例、電話するとどうなるのか
「(0101)」から始まる電話番号はアメリカ合衆国の国際電話です。電話口には片言の日本語をしゃべる人物が出ることが多いです。
まず遠隔操作ソフトをインストールするように依頼されます。その後金品を要求されますので絶対に応じないようにしてください。
具体的にはセキュリティーサポートの契約を求められコンビニでギフト券の購入などを求められたり、オンラインバンクへのログインを求められて振り込みを求められたりします。実際に弊社のお客様ではなんと300万円もの被害に遭ってしまった方がいらっしゃいました。
電話番号は頻繁に変わりますが、以下のような番号があるようです。
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類似の詐欺広告、詐欺ウイルス感染通知
マカフィーからの感染通知(偽物)
マカフィーは有名なアンチウイルスソフトですがその知名度を逆手に取って金品を搾取しようとするサイトが存在します。
別記事にまとめましたので対応方法や予防方法については以下のページをご覧ください。

別のWindowsDefender偽感染通知
以下のページは弊社が以前対応した別のWindowsDefender偽感染通知になります。実際に電話をかけてみたりもしています。詳細なやり取り関しましては以下のサポート事例をご覧ください。

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WindowsDefenderの偽感染通知対応まとめ
最近は実際にウイルス感染させるのではなくお金をだまし取ろうとすることが多いです。感染通知が表示されたからと言って慌てず状況を確認するところから始めてください。
ご自身での対応が難しい場合はとげおネットまでお気軽にお問い合わせください。