今月の中頃に「WannaCry」というランサムウェア(インターネットウィルス)が世界中で猛威を振るいました。ネットのニュースだけでなく、テレビでも報道されていたのでご存知の方も多いと思います。
今回は、そのランサムウェア対策方法について詳しく解説していきます。誰でも簡単に出来るので、まだ対策してないという方は必ずやっておいてください。
ランサムウェアって何?という方はコチラの記事を参考にしてください。
https://togeonet.co.jp/post-2512
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修正プログラムが必要なWindowsのバージョンは?
この度の攻撃で、ランサムウェアの標的になったのは、WindowsOSです。Macの方は影響ありませんのでご安心ください。では、Windowsのバージョンごとに解説していきます。
【危険!!!】WindwosXP、Windows8
感染の可能性が最も高く危険なのが「WindowsXP」と「Windows8」です。両者に共通しているのが既にMicrosoftのサポートが終了していることです。サポートが終了しているということは、新しい更新プログラムは適用されません。今回はこの脆弱性を突かれてしましました。
ちなみに、サーバ専用のOSでWindows Server 2003もサポートが終了しているので、同様の危険度となっています。
【やや危険】Windows Vista、Windows7、Windows8.1
この3つのOSに関しては、まだサポート期間中ですので、しっかり「Windows Update」を更新していれば問題ありません。ただし、Windows Updateをしていないという方は要注意です!!
特にWindows Vistaはサポート期限ギリギリですので、必ずWindows Updateを実行しておきましょう。
【安全?】Windows10
Windows10は、この「WannaCry」というランサムウェアについては安全です。ただし、全てのランサムウェア対策が出来ているというわけではありませんので、怪しいメールは開かないように日頃から注意してください。
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対策パッチ/修正プログラム「KB4012598」適用方法
では、ここからは具体的な対策方法について解説していきます。
今回の騒動でMicrosoftは「WannaCry」用の「KB4012598」という修正プログラム/対策パッチを緊急配布しました。そちらをダウンロードしてきて適用するだけです。
※Windows7,Windows8.1に関してはWindows Update更新で自動適用されます。
手順1:修正プログラムをダウンロードする
まずは、Microsoft Update カタログにアクセスし、検索欄に「MS17-010」と入力し検索を実行します。
OS別に修正プログラムが表示されます。対象OSの修正パッチを選択し、画面右のダウンロードボタンを押します。
言語別にダウンロードリンクが表示されるので、日本語のリンクをクリックしてください。ダウンロードがスタートします。
手順2:修正プログラムをインストールする
ダウンロードしてきた修正プログラムをダブルクリックし、インストールすれば適用完了となります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?おそらく、ほとんどの方が大丈夫だったと思いますが、WindowsXPやWindows8を使われている方はすぐに修正パッチをあててください。こちらにダウンロードリンクを貼っておきます。
・Windows XP SP3 用セキュリティ更新プログラム (KB4012598)
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=55245
・Windows 8 用セキュリティ更新プログラム (KB4012598)
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=55246
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