関数で計算の対象となる「引数」には、数値などのデータが入力されたセルや、セルの範囲を指定することができます。
セルやセル範囲は、キーボードから直接入力できるほか、セルのクリックやドラッグ操作で指定することが可能です。また、引数にセルやセル範囲を指定する場合は、「参照演算子」と呼ばれる記号が使われます。あわせて覚えておきましょう。
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セル参照の指定方法
引数にセルを指定するには、目的のセルを選択すればOKです。別シートのセルも指定できます。
セル範囲を指定する
引数に指定したいセル範囲の最初から最後までをドラッグする。
離れた場所のセルを指定する
引数に指定したいセルを、「Ctrl」キーを押しながらクリックしていきます。
別シートのセルを指定する
関数を入力し、引数に指定したいセルがあるシートの見出しをクリックします。
シートが切り替わるので、セルやセル範囲をクリックまたはドラッグします。引数に「(シート名)!(セルアドレスまたはセル範囲)」が表示されるので、「Enter」キーを押します。
セル参照で利用する参照演算子
参照演算子 | 意 味 |
---|---|
=A1 : B5 | セルA1からB5までのすべてのセル |
=A1 , B5 | セルA1とセルB1 |
=売上 ! B2 | 「売上」シートのセルB2(※) |
※シート名によっては「’」(クォーテーション)でシート名を囲む必要があります。