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DCOUNT/指定した列で条件を満たす数値が入力されたセルを数える
DCOUNT関数(読み方:ディー・カウント)は、指定した列にあるデータを検索し、条件に一致するデータが入力されたセルの個数を数えることができます。
DSUM関数と同じく、条件の指定は、条件を入力したセル範囲(条件範囲)を参照するだけでよいので、複雑な条件でも簡単にデータを数えることができます。「AND条件」や「OR条件」を使用した指定も可能です。⇒詳細はコチラ
6月に売上が30万円超となった取引件数を求める
使用例 =DCOUNT(A7:C18,C7,A3:C4)
データベース(セルA7〜C18)内で、フィールド(セルC7)の列にあるデータを探し、検索条件(セルA3〜C4、「6月」に取引先が「山の手電気」で「30万円を超えた」)に一致するデータの件数を数えます。
【解 説】
6月に30万円を超える売上が発生した、特定の取引先の取引件数を求めています。検索条件を指定する条件範囲には、データベースで指定した表と同様に「売上月」「取引先」「売上金額」の列見出しの下に「6月」「山の手電気」「>300000」と入力し、AND条件を指定しています。
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DAVERAGE/指定した列で条件を満たす数値の平均を求める
DAVERAGE関数(読み方:ディー・アベレージ)は、指定した列にあるデータを検索し、条件に一致する数値の平均を求めることができます。
データベース関数は、条件を入力したセル範囲の内容を書き換えるだけで、さまざまな集計が行えます。「AND条件」や「OR条件」の指定も可能です。
配送サービスの平均利用回数を求める
使用例 =DAVERAGE(A7:G16,E7,A3:D4)
データベース(セルA7〜G16)内で、フィールド(セルE7)の列にあるデータを探し、検索条件(セルA3〜D4、「男」かつ「45歳以上55歳未満」で配送区域が「東京都」)に一致する数値の平均値を求めます。
【解 説】
東京都の45歳以上55歳未満の男性が利用する配送サービスの平均利用回数を、配送方法別に求めています。検索条件には、データベースで指定した表と同様に「性別」「年齢」「配送区域」の列見出しを付け、その下の同じ行に条件を入力してAND条件を指定しています。また、「配送区域」は「東京都＊」として、「東京都で始まる文字列」という条件を設定しました。
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まとめ
?「指定した列で条件を満たす数値の数を数える」
=DCOUNT(データベース,フィールド,検索条件)
?「指定した列で条件を満たす数値の平均を求める」
=DAVERAGE(データベース,フィールド,検索条件)
