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Q.危ない使い方をしなければウイルスには感染しない?
A.たとえネットに接続しなくても感染の可能性はある
通常、ウイルスは「ウイルス感染したソフト」を実行することで感染します。そのため、ウイルス感染を防ぐ第一の方法は、ファイル共有ソフトやインターネットで入手した、出どころの確かでないソフトを実行しないことです。
しかし、ウイルス感染にはそれ以外の経路もあるため、「怪しいソフトは実行しないから大丈夫」とは言い切れないのです。それどころか、インターネット接続していないパソコンであってもウイルス感染することがあるのです。そのため、どんな場合でもセキュリティ対策ソフトは必ず導入しておくようにしてください。
おすすめのセキュリティ対策ソフトはこちらの記事で紹介しています。
https://togeonet.co.jp/post-3849
「なにもしていない」のにウイルスに感染する例
感染経路 | 手 法 |
---|---|
Webページ閲覧 | Webページには、派手な表示やゲームをするために「ページを開くと自動的にプログラムを実行する機能」があります。その機能でウイルスを仕込まれると、ページを開くだけで感染してしまいます。 |
メール受信 | 「HTMLメール」は、Webページと同様の自動実行機能を仕込めるため、ウイルス機能が埋め込まれたメールは、受信してプレビューが表示されただけで感染してしまいます。 |
USBメモリ | USBメモリには、パソコンに装着しただけで自動的に内部のソフトを実行する機能があります。それを悪用すると、普通のUSBメモリをパソコンに装着するだけで、ウイルス機能が実行されてしまいます。 |
インターネット 接続 |
Windowsの弱点を突いた遠隔操作で、「インターネットに接続しているだけ」のパソコンに、外部のパソコンからアクセスされてウイルスを感染させられることがあります。 |
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Q.不要なソフトをインストールされないようにするには?
A.フリーソフトの入手・インストール時に注意!!
フリーソフトをダウンロードする場合や、インストールする場合に、意図しないソフトやツールバーがインストールされてしまうことがあります。これは、広告表示や自社サイトへ誘導したい業者が、ダウンロードサイトや人気ソフトの作者に依頼して行っているものです。これらはウイルスではありませんが、不要なソフトやツールバーがあるのは気持ち悪いものです。
そこで、まずソフトをダウンロードする際には、クリックする「ダウンロード」のバナーが、本当に目的のソフトのものなのかを確認しましょう。また、ソフトのインストール時には、機械的に「次へ」や「OK」をクリックせずに、他のソフトやツールバーをインストールする画面が表示されていないか確認することも重要です。
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Q.ウイルスやスパイウェアに感染していないか調べるには?
A.ウイルス対策ソフトで「スキャン」を実行する
パソコンがウイルスに感染していないか調べるには、ウイルス対策ソフトでチェック(「スキャン」という)すれば分かります。ここでは、前回の記事でおすすめのセキュリティ対策ソフトとして紹介した、「AVGアンチウイルス 無料版」を使う方法を見ていきましょう。
AVGをインストールすると、以降は手動で起動しなくても常時起動した状態になり、パソコン内を常に監視し続けてくれます。そして、ファイルをパソコン内にコピーしようとすると、事前にそのファイルをチェックし、ファイル内にウイルスが埋め込まれていると、コピーは中止されます。また、既にウイルス入りのファイルがパソコン内にある場合、うっかり起動しそうになっても、AVGが事前に察知して起動を防いでくれます。
さらに、パソコン内にウイルス入りのファイルがないか調べることもできます。その時、調べる範囲をパソコン全体や特定のハードディスク、フォルダ、ファイルなど細かく設定することも可能です。
AVGアンチウイルスでのスキャン方法
たとえパソコン内に盗まれて困るデータが一切なくても、「他人のパソコンを攻撃する」というウイルスに感染すれば多くの人間に迷惑をかけることになります。実際そのような例は多く、犯人と誤認されて逮捕された例もあるのです。どのような場合でも最低限のウイルス対策は必ずしておきましょう。
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Q.ネット銀行で広がっている詐欺の手口とは?
A.巧妙に作られた偽の誘導に気をつけてください
インターネットを使ったオンラインの入金・振り込みは非常に便利ですよね。しかし、同時にそこにつけこむ詐欺も広がっています。代表的なのはフィッシング詐欺と呼ばれるもので、偽装メールで偽サイトへ巧妙に誘導し、偽のログイン画面でユーザの口座やパスワードを抜き取ってしまうという詐欺です。銀行を騙る怪しげなメールが届いた場合は、細心の注意を払い、「こういうメールが来たのですが」と銀行の窓口や電話で確認してみましょう。
また、口座を狙った手口はどんどん巧妙になっています。防衛策として大切なことは、口座を利用しないときでも日常的に銀行のホームページを確認し、注意喚起を確認することです。銀行を装い、ユーザーを騙そうとする新手の詐欺が発生すると、銀行は通知や対策などを公式サイトに掲載します。「怪しい」と感じたら、まずは銀行に確認することを心がけましょう。
銀行のトップページを常に確認する
東京三菱UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行では、トップページの上部に最新の注意喚起が掲載されています。これらの情報を定期的にチェックしておきましょう。
銀行を装った偽メール・偽ログイン画面の例(三菱東京UFJ銀行)
下記のようなメールが銀行から送られてくることはありません。また、リンク先のサイトもログインパスワードを抜き取るための偽物なので、絶対に入力してはいけません。⇒ 詳細ページを見る
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Q.会員になっているサイトから怪しげなメールがきた
A.お知らせを装ったフィッシング詐欺の可能性もある
銀行だけでなくネットショッピングやSNSといった、会員制サービスを標的にした詐欺も多いです。例えば、「パスワードの更新が必要です。再ログインしてパスワードを変更しなさい」などのメールが届いた場合は要注意。メールに記載されているURLをクリックすると、本物そっくりな偽サイトが開き、ログインIDやパスワードを入力させて盗み取る「フィッシング詐欺」の可能性もある。メールのURLは不用意にクリックせず、サイトにログインするときは、アドレスが正しいか確認してログインすることを心がけましょう。
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Q.アダルトサイト閲覧中に、登録画面が表示されたら?
A.うかつにカード情報や個人情報は入れないようにする
アダルトコンテンツを狙った詐欺は非常に多いので細心の注意が必要です。ルールに即した登録と決算が行われる有料サイトもあるが、読みづらい画面と数クリックだけでいきなり金銭やクレジットカードの登録を要求されるようなサイトも多くあります。それらの場合は詐欺である可能性が高いです。対策としては、無視が1番。あたかもこちらの情報を入手したかのような文言と、「支払いに応じなければ…」といった脅しじみた言葉を突きつけてきますが、連絡を取らず、カード情報や個人情報などを渡さないようにしてください。
裁判所から郵便物が届いたら?
ただし、アダルトサイトに限らず、最近は司法手続を悪用して合法的に金銭を奪おうとしてくる手法も確認されています。もし裁判所から本物の公文書が届いたら、放置するのではなく、しっかりと中身を確認して異議申し立てを行う必要があります。法務省のホームページにも載っているので確認しましょう。
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Q.アダルトサイトの料金請求画面が消えなくなった
A.仕込まれたソフトを駆除ツールで削除しましょう
「アダルトサイトを見ていたら、いつの間にか請求画面が常に表示されるようになってしまった!」その原因は、パソコンに悪意のある請求ツールを仕込まれてしまっている可能性があります。これを消すためには「ワンクリックウェア駆除ツール」を使うのが簡単です。
※ただし、請求ツール削除以外のソフトを含まれているので、インストール時は「カスタムインストール」に変更して「日本語キーワードプラグイン」や「Yahoo!ツールバー」などのチェックを外しましょう。また「お天気ウィジェット」も不要ならばチェックを外してください。
ワンクリックウェア駆除ツール
ワンクリックウェア駆除ツール ⇒ ダウンロード
下記の請求画面が消えなくなった。
ソフトをインストールして実行すると怪しげなファイルを検索して提示してくれるので、「駆除実行」をクリック。
駆除が完了されたら「OK」をクリックして「?」ボタンでソフトを終了させます。
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どうしても上手くいかない時は
インターネットで検索して色々な方法を試してみたけどうまくいかない…
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お力になれます!
インターネットで検索して色々な方法を試してみたけど上手くいかない場合はとげおネットまでお気軽にご相談ください。出張サポートにてお力になることが可能です。
Q.Webページで「パソコンが危険な状態に〜」と表示されたら?
A.不要なツールをインストールさせるためのウソ表示
Webページを閲覧しているとき、バナー広告として「パソコンの性能が低下している」「スパイウェアに感染している」「ディスクの空き容量が足りない」といった警告が表示されることがあります。そのバナーをクリックすると、「改善するためのツール」なるソフトをダウンロードできるサイトに案内されます。
しかし、それらは実は改善ツールではなく、スパイウェアや広告表示ソフトなのです。つまり、そうしたバナー広告は、実際のパソコンの状態にかかわらず警告を表示し、不安を煽って偽の「改善ツール」をインストールさせるためのものなのです。
そもそも、それらのバナー広告はWebページを開いた瞬間に表示されますが、そのような短い時間で感染のチェックができるわけがありません。空き容量にしても、足りなければWindowsの警告画面のほうが先に表示されます。というわけで、Webページのバナーとして表示される警告は、パソコンの状態には関係ありません。
こちらの記事も参考にしてください。
https://togeonet.co.jp/post-3849