Windows10大型アップデート「Windows 10 May2021 Update」(21H1)がリリースされましたが、WindowsUpdateにアッププレードが表示されるには、少し時間がかかります。アップデートをするとバージョン2004への変化する今回のアップデートですが、起こりうる不具合やどのような機能が追加されるのか、など見ていきましょう。
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Windows10大型アップデート「Windows 10 May2021 Update」(21H1)はどんなアップデート?
「Windows 10 October2021 Update」(20H2)の特徴や、起こる可能性のある不具合について見て行きます。
Windows10大型アップデート「Windows 10 May2021 Update」(21H1)の特徴
アップデート時間の短縮
今回のアップデートは「有効化パッケージ」が採用されているので、前回の機能更新をインストールしており、それまでにあった品質更新もインストールしていれば、とても短時間でアップデートが済むようになっています。
前のバージョンはOctober2020 Updateとなってこり、こちらをすでにアップデート済である場合は、5分から10分という短時間でアップデートが終了する見込みとなっています。
セキュリティ機能の強化
既定のブラウザは今までは古いverのEdgeでしたが、「Chromium新しいEdge」へと変更になります。古いverのEdgeは内装されません。これによりセキュリティ機能の強化が予想されます。
Windows10大型アップデート「Windows 10 May2021 Update」(21H1)で追加された新たな機能
今回追加された新機能は昨今増加しつつあるリモートワークなどに対応した変化が多いと言われています。具体的にどういった変更点があるのか挙げていきます。
Windows Helloにおけるマルチカメラのサポート
通常に使うとPCに内蔵されているカメラがデフォルトとなりますが、外部カメラをデフォルト設定できるようになります。
Windows Management Instrumentation(WMI) Group Policy Service(GPSVC)のアップデートパフォーマンス改善。
パフォーマンス改善されることで、リモートワークに対応しやすくなると想定されています。
Windows Defender Application Guard(WDAG)のパフォーマンス改善
WDAG経由でOffice文書を開く際など、長時間待たされていたので、もっとパフォーマンスが向上することが見込まれる。
Windows10大型アップデート「Windows 10 May2021 Update」(21H1)で起こりうる不具合
ImeModeプロパティで特定のアプリを使った時に問題が発生する
すべての言語ではないようですが、一部の言語においてIMEとテキスト入力フィールドのIMEモードを制御できない不具合が報告されています。
「DirectX9」ゲームでVRRが有効にならない
Intel iGPUを搭載したデバイスで、起こりうる不具合となっており、可変リフレッシュレートがうまく動作しないことが報告されています。
「GameInput Redistributable」が含まれるゲームなどでマウスが入力不能になる現象
「GameInput Redistributable」とWindows10バージョン2004の相性が合わないため、不具合が起こることが報告されています。
不具合は他にも含め10点ほど報告されている現状ですが、まだ解決策などが発表されているトラブルはなく、Microsoftからは「調査中」と発表がされています。
このようなトラブルが発生する可能性があるマシンをお使いの場合は「お使いのデバイスでは、まだ準備が完了していません」というメッセージが表示されることがあるので、急いでアップデートをすることなく、解決するのを待ってからアップデートをしたほうがよいとか考えられます。
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Windows 10 May2021 Update(21H1)、まとめ
今回のアップデート(20H1)は際立って大きな変更がなく次の大型アップデートである「Windows 10 October2021 Update」(20H2)の準備運動のような感じと捉えることができます。かと言って適用しないよりは、次のアップデートのためにも適用しておく方が望ましいでしょう。リリースから時間が経っているので色々な不具合など発生し、それらが修正され初めてから自動アップデートになることが多いので、自動的なアップデートを待ってアップデートをしてもよいのではないでしょうか。