2020年秋の大型アップデート（バージョン20H2）

Windows10の最新のアップデートはバージョン2004でしたが、この秋（9月予定）に再び半期に一度の大型アップデートがMicrosoftから提供されます。
名前はバージョン20H2とされ、バージョン2009とならないのが特徴です。
今回の記事ではこのバージョン20H2について、今公開されている範囲でご紹介をしていきたいと思います。

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更新の形式

今回のバージョン20H2はとても特有的な配布の仕方がされるのでそのあたりをまずはお話ししておきます。

今の最新であるバージョン2004まで更新されているか、いないかで更新の形式が異なります。

残念ながらこのスピードを体感できるのは、最新のバージョン2004まで更新が済んでいる人だけです。バージョン2004以前のバージョンの人は今までのアップデート同様時間が多少かかってしまうと思っておいてください。

バージョン2004まで更新済みの場合

最新であるバージョン2004まで更新が適用されている人は、とても早く簡単に20H2にアップグレードできるということが、Microsoftからのバージョン20H2の一押し文句でもあります。
今までの更新の中で一番早い速度を体感できるのでないでしょうか。

更新スピードが速くなるしくみ

なぜ早く更新できるのかというと「有効化パッケージ」を利用するからです。
有効化パッケージとは何かと言うと、まずはバージョン2004対象の6月のセキュリティ更新プログラム（月例アップデート）の中に、今回の20H2の新機能が無効化された休止状態で含まれています。ただ無効化されているので、この時点では何も機能しません。
しかし、20H2の中に含まれている有効化パッケージをインストールすることで、無効であった機能が一気にPCの中で有効化されるというしくみになっています。
お使いのPCの中にすでに、新機能の種がインストールされていることがわかると、今までにはないの異例の更新のスピードについても理解できますね。

この有効化パッケージはイネーブルメントパッケージとも呼ばれ、とても軽く速いことが特徴です。

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20H2の新しい機能は？

20H2で追加された新しい機能について気になるところだと思います。数はそれほど多くありませんが、新しい機能も追加されているので見ていきましょう。

「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」

バージョン20H2では新しいブラウザとして「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」がWindows10に初期搭載されることを発表しています。
バージョン2004で新しく追加された「新しいEdge」にさらに新機能などが追加されています。

スタートメニューの変更

今まではアプリが無地のタイルの上に表示されていましたが、新しいデザインはタイルが透明になりすっきりとしたデザインに変更がされています。Microsoftは「より合理的なデザイン」と評しています。

Altキー＋tabキー

Altキーを押しながらtabキーを押すことで、表示画面を切り替える機能がありました。従来は表示のウィンドウを切り替える機能でしたが、20h2の新機能として、画面切り替えの表示の中にEdgeブラウザで表示しているタブも一緒に表示されることになりました。
ブラウザも加わりより画面の切り替えが容易になり作業の効率が上がることが期待されています。

固定タブがタスクバーに表示

Edgeブラウザで固定したタブが今までのメインの表示ページのように、タスクバーに表示がされるようになります。カーソルをタスクバーの表示アイコンに持っていくと今までのようにプレビュー画面が表示され、Edgeで表示の固定タブのページへと飛んでいきます。

他に管理者がデバイスのローカルグループに様々な変更を加えることができるようになる機能などがあります。

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もし不具合が起こったら！？

新しい更新をアップデートしたい反面「もし不具合などが発生してしまったらどうしよう」と弱気になってしまう人もいることでしょう。
でも心配いりませんよ。Microsoftでは深刻な不具合が起こった場合に無償のサポートを提供する窓口があります。オンラインでの連絡があるので、セキュリティなどに関した不具合の場合は是非Microsoftサポート窓口に連絡をしてください。

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まとめ

いかがでしょうか。今までのアップデートやセキュリティ更新プログラムを適用している人にとっては、バージョン20h2はとても簡単最速にアップデートすることができるバージョンとなっています。いつもい忙しい人も簡単にアップデートできるので、ぜひ早めに更新を適用してくださいね。

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