Windows10はアップデートにより更新されていく最後のWindowsだとお伝えしたことがありますが、そのWindows10の半期に一度の大型アップデートが今年も解禁されました。
この記事でご紹介する「Windows 10 October2020Update」(20H2)はひとつ前のアップデートである「Windows 10 May2020 Update」(20H1)のアップデートが済んでいれば、短時間でアップデートが可能です。
前回リリースのWindows 10 May2020 Update(20H1)から半年くらい経っているので、不具合の多くは解消されつつあります。前回とOS基幹を同じくする今回のアップデート「Windows 10 October2020 Update」(20H2)は起こりうる不具合は少ないと予想されています。今回の起こりうる不具合などを本記事で確認しながら、安心してアップデートをしていってもらえるとよいと思います。
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「Windows 10 October2020 Update」(20H2)はどんなアップデート?
「Windows 10 October2020 Update」(20H2)の特徴や、起こる可能性のある不具合について見て行きます。
「Windows 10 October2020 Update」(20H2)の特徴
「Windows 10 October2020 Update」(20H2)は前回の「Windows 10 May2021 Update」(20H1)の後に続くアップデートとなりますが、OSの基本的なところは変化しない軽微なアップデートだと言われています。「Windows 10 May2021 Update」(20H1)をすでに適用していれば、短時間で終了できるアップデートです。
「Windows 10 October2020 Update」(20H2)で改善された点
Windows 10 October2020 Update」(20H2)で追加、変更された点を挙げていきます。
標準のWebブラウザーが新しいEdgeに変更
前回のアップデート「Windows 10 May2021 Update」(20H1)までは新しいEdgeが標準ではなかったので、新しいEdgeを使用するのにパッチの適用が必要でしたが、今回のアップデートは立ち上がった時から「Chromium版」新しいEdgeが内装されています。
標準ブラウザが新しいEdgeに変更することでWebサイトの操作性が向上することが見込まれます。
新しいEdgeについては以下記事参照
スタートメニューのデザイン変更
スタートメニューのデザインが、操作性、視認性をアップしたデザインに変更されています。
OSのテーマ(ライトやダーク)に沿ったデザインにタイルの色合いなどが統一されるようになり、よりまとまり感が出るよう変化しています。
コントロールパネルから設定画面に変更
今までコントロールパネルから操作していた設定変更などの一部が、「設定」から操作できるようになりました。
タスクバーにWebサイトをピン留めする機能
タブが多数開いた状態だと目的のサイトを探り当てにくくなってしまうので、よく使うWebサイトをタスクバーにピン留めできる便利な機能が追加されました。
タブバーから目的のサイトをマウスオーバーさせるだけでピン留めできます。
「Windows 10 October2020 Update」(20H2)で起こりうる不具合と対処法
「Windows 10 October2020 Update」(20H2)の正式なリリースはまだですが、プレ版のアップデートで生じた不具合については何点か挙げられています。
ふりがなの自動入力の不具合
ふりがなが自動入力されるようなアプリを使用している場合に、この不具合が起こり得ます。
対処法
設定から「設定の検索」の箇所に「日本語IMEの設定」と入力をし検索を実行します。
「日本語IMEの設定」を開き、「全般」タブを選択します。
一番下にある「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」という箇所をオンに変更することで、以前のバージョンが適用され、トラブルが起こらなくなります。
5.1 dolby digitalオーディオ環境下で音声にノイズが入る
通常のステレオ再生の時に、この不具合は発生しません。
対処法
Webブラウザや他のアプリで音声を再生することで、不具合を解消することができます。
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Windows 10 October2020 Update(20H2)、まとめ
その他特定のオーディオドライバを使用している環境で、アップデート時にブルースクリーンになるエラーなどが報告されていましたが、現在のところ上記の2つ以外の不具合は解消されているようです。
リリース直後は自動アップデートで表示されないことがありますが、起こりうる不具合などが解消してくると自動アップデートに上がってくるので、それらを待ってからアップデートをした方が安全かもしれません。