こちらのページでは【Windows10 Homeエディション】のWindows Update自動更新を停止して、手動更新にする方法をご紹介します。Professional版をお使いの方はこちらのページをご覧ください。
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Windows Update Blockerで自動更新(勝手に再起動)を止める方法
2018/12/12更新
こちらのページで、Windows10アップデートを止める対処法をいくつか紹介してきましたが、今回ご紹介する方法が1番簡単で効果があるので、是非試してください。
「Windows Update Blocker」という専用ツールを使います。ボタンひとつでWindows10アップデートの自動更新や勝手にパソコンを再起動して更新する、あの厄介な動作を確実に止めてくれます。
Windows Update Blockerのインストール方法と使い方
まずはWindows Update Blockerをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは圧縮されているので、解凍します。ファイルの上で右クリックして「すべて展開」を選択してください。
展開したファイルの中に「Wub.exe」があるので、そちらをダブルクリックして実行します。
すると、このような画面が表示されます。
Windows Updateを止めるには、「サービスを無効にする」を選択し、「今すぐ適用」ボタンを押してください。画面が右のような表示に変更すれば設定完了となります。これでWindowsアップデートは完全に止まりました。
注意点と手動でWindowsアップデートを更新する方法
先程ご紹介した設定で、Windowsアップデート機能は完全な停止状態になっています。ただ、この先ずっとWindows Updateを更新しないというのはパソコンのセキュリティー上とても危険なことなので、今後は手動でWindowsアップデートを行うようにしてください。
手動でWindowsアップデートを更新するには、まず停止したサービスの状態を「有効」に戻します。
サービスを有効に戻した後、「メニュー」ボタンを押し「アップデートの設定」を選択します。
あとは、「更新とセキュリティー」画面が表示されるので、「更新プログラムをチェック」を押してください。
インストール可能な更新プログラムを確認・ダウンロード・インストールします。再起動を求められたらパソコンを再起動してください。起動するまで多少時間がかかりますが、再起動の途中で電源を切ったりしないように注意してください。
Windowsアップデートが終了したら、再度「Windows Update Blocker」を起動し、「サービスを無効」に戻してください。
最後に、Windows Update Blockerのショートカットをデスクトップに作成する方法をご紹介します。「Wub.exe」ファイルの上で右クリックをし、「送る」➡「デスクトップ(ショートカット作成)」を選択します。
これで、デスクトップからいつでも「Windows Update Blocker」を起動できるようになります。
Windows10 Updateの自動更新を止める方法
2018/10/23更新
こちらの記事でご紹介した「Windows10・HomeバージョンのWindowsアップデート自動更新を停止/無効化する方法」ですが、最近記事を読んだ方から「この方法ではアップデートが止まらないことがあります。」というご報告を多数いただいております。そこで、現時点(2018年10月)で有効な方法を追記しておきます。
まずは自分が現在ログインしているユーザー名を確認します。デスクトップ画面の左下にあるWindowsマークをクリックし、表示されるユーザーアイコン上にマウスポインターを合わせてください。しばらくすると、ユーザー名が表示されます。こちらを覚えておいてください。
タスクバーに表示されている「エクスプローラ」のアイコンをクリックします。
「PC」をクリックします。
「ローカルディスク(C:)」をクリックします。
「Windows」フォルダを開きます。
「UpdateAssistant」フォルダを開きます。ただ、ほとんどの方が権限不足で開けないと思うので、下記手順で権限を取得しましょう。
「UpdateAssistant」フォルダ上で右クリックし、表示されたメニューより「プロパティ」を選択してください。
プロパティ画面の「セキュリティ」タブを選択し、「詳細設定」をクリックします。
「続行」ボタンをクリックします。
「変更」をクリックします。
「詳細設定」をクリックします。
最初に、「検索」ボタンを押します。すると画面下部に「ユーザー名、グループ名、PC名」の一覧が表示されます。その中から先程確認した、自分のユーザーを選択し「OK」ボタンを押してください。
選択したユーザーが間違いないか最終確認し、「OK」ボタンを押してください。
「適用」ボタンを押すと、最終確認の画面が表示されます。「OK」ボタンを押し実行してください。
これで、「UpdateAssistant」フォルダが開けるようになっています。
フォルダを開くと「WakeupTask.xml」というフォルダがあります。こちらを右クリックしメニューを表示させ、「編集」を選択します。
編集画面にて、2016-06-02T01:00:00の「2016」を「2030」に変更します。
編集後、ファイルを上書き保存します。
「UpdateAssistant」フォルダ内にある、「CarendarTask.xml」ファイルについても同様の手順で編集し上書き保存します。以上で設定完了となります。
設定1:サービスでWindows Updateを「手動」にする
デスクトップ画面にて、画面左下の検索ボックス内に「サービス」と入力してください。すると、サービス・アプリのアイコンが表示されます。そちらをクリックし起動してください。
サービスの一覧の中から「Windows Update」という項目を探してください。上からA〜Zの順で並んでいるので、Windows Updateは下の方にあります。見つけたら項目をダブルクリックします。
項目の中から「手動」を選択し「OK」ボタンを押してください。これでサービスの設定は完了です。
設定2:タスクスケジューラの設定を変更する
サービスの設定が終了したら、次はタスクスケジューラの設定をします。
先程と同様にデスクトップ画面にて、検索ボックス内に「タスクスケジューラ」と入力してください。すると、タスクスケジューラのアイコンが表示されます。そちらをクリックし起動させてください。
左のフォルダーから「タスクスケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」」と順番にクリックしていきます。
「Windows」フォルダー内の「UpdateOrchestrator」フォルダーをクリックすると、画面右にフォルダー内の情報が表示されます。その中から「Maintenance Install」タスクを選択し、右クリックでメニューを表示して「無効」を選んでください。
タスクの状態が「準備完了」から「無効」に変更されました。
次に、「UpdateOrchestrator」フォルダーの少し下にある「WindowsUpdate」をクリックします。今度は、WindowsUpdateフォルダー内のタスクを全て「無効」にしてください。
各項目の上で右クリックし、メニューを表示し「無効」を選択します。
WindowsUpdateフォルダー内の、全てのタスクの状態が「無効」になりました。これでタスクスケジューラの設定が完了となります。
設定3:レジストリを変更する
最後にレジストリの変更を行います。
デスクトップ画面にて、検索ボックス内に「regedit」と入力してください。すると、レジストリ エディターのアイコンが表示されるので、そちらをクリックし起動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」フォルダー → 「SOFTWARE」フォルダーと順にクリックしていきます。
「Policies」フォルダー → 「Microsoft」フォルダー → 「Windows」フォルダーと順にクリックしていきます。
「WindowsUpdate」フォルダー内に「AU」フォルダーがある場合は、そちらをクリックします。AUフォルダーが無い場合は、「WindowsUpdate」フォルダー上で右クリックし、「キー」→「新規」と選択してください。
新しく作成したフォルダー名を「AU」に変更します。
レジストリ値を「0」→「1」に変更する
AUフォルダー内に「NoAutoUpdate」があれば、そちらをダブルクリックし、「値のデータ」欄を「1」に変更します。これで設定完了となります。
AUフォルダー内に「NoAutoUpdate」が無い時は、自分で作ります。ファイルが何も無い場所で右クリックしメニューを表示してください。項目より「DWORD(32ビット)値」→「新規」を選択します。
ファイル名を「NoAutoUpdate」に変更後、ダブルクリックし「値のデータ」欄を「1」に変更します。自動更新を有効に戻す場合は数値を「0」にします。これで設定完了となります。
- 自動更新を無効にする:「値のデータ」 → 【1】
- 自動更新を有効にする:「値のデータ」 → 【0】
自動でレジストリの変更を行う方法
手動でレジストリを変更するのが難しい方や、レジストリファイル自体を触るのが恐いという方は、こちらの方法をオススメします。
レジストリを自動で変更してくれる、regファイルをダウンロードしてください。こちらのファイルを実行(ダブルクリック)するだけで設定が完了します。
デスクトップに「.regファイル」をダウンロード。圧縮されているので、ダブルクリックしてファイルを展開します。
解凍された「.regファイル」をダブルクリック(もしくは右クリック→管理者として実行)してプログラムを実行します。
確認画面が表示されるので、「はい」を選択。
これで、設定完了です。とても簡単ですね。
手動でWindows10アップデートを実行する方法
最後にWindows Updateを手動で更新する方法をご紹介します。セキュリティ上の問題から、Windows Updateをずっと更新しないというのは危険です。タイミングを見計らって定期的にアップデートしましょう。
スタートボタンから「設定」のアイコンをクリック。
「更新とセキュリティ」をクリック。
「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」をクリック。
更新プログラムがあるか確認中。しばらく待ちます。
更新プログラムがあった場合は、このように表示されます。「ダウンロード中」「インストール中」と表示されるので、完了するまでしばらく待ちます。更新プログラムによっては少し時間がかかることもあります。
「今すぐ再起動する」ボタンが表示されたら、パソコンを再起動しましょう。更新プログラムのインストール中に自動で再起動されるケースもあります。これで、手動アップデートは完了になります。
お気軽にお問い合わせください
いかがでしたでしょうか?Pro版については、Windows Updateを止める方法が色々なサイトで解説されていますが、Home版の止め方についてはまだまだ数が少ないと感じたので、紹介させていただきました。参考にしていただければ幸いです。
Windows10アップデート関連やIT・パソコンのトラブルでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
コメント
[…] ミングで手動更新したいと思う方も多いのではないでしょうか。今回は「5分で終わる」簡単な方法をご紹介させていただきます。Home版をお使いの方はこちらのページをご覧ください。 […]
WindowsUpdateフォルダー内のタスクは全て「無効」にできました。
「Maintenance Install」のタスクを無効にしようとすると、
「操作を実行しているユーザーアカウントに、このタスクを無効にするためのアクセス許可がありません。」と表示されます。
お時間のあるときに解決方法を教えていただけると助かります。
記事参考にさせてもらいました。ありがとうございました。
>自動更新被害者さん
「Maintenance Install」だけ(1個)ですが、無効にできませんか。
当方でも以下数項目は同じエラーが返されました。(Home、本物ではない管理者アカウント)
こちらはまぁどうでもいいPCなんですが、それだけにリソースを喰われると作業ができません。WUとかDelivery Optimizationとかいらない事ばかり、元気に動いているのはWindowsだけ、いったい誰のPCなんだよと小一時間文句を言いたいです。ファイル操作もきつく制限されているし。Cookieさえ見られない。2000が懐かしいです。自分のPCでした。私にはWindowsはもう使用の限界です。WUは折角の設定が復元されそうでなかなかできないですねぇ・・一層スパイウェア度が向上()するんでしょうし。
>Sala様
コメントありがとうございます。私は仕事柄、WindowsとMac両方のパソコンを使っておりますが、OSの安定性だけを見れば圧倒的にMacの方が優れてますね。
すみません、この方法をすげて試したのですが、今週のアップデートでまたもOSクラッシュました
Windows10を買ったことを、本当に後悔しています
何とか他に、止める方法はないでしょうか?
フリールールで公開されているWinUpdateSettingsも試したのですが、阻止しているはずなのに、異様にPCが重くなったりします
業務用なので、リカバリソフト、toolwiz time freez と併用しているのですが、なぜかアップデートを阻止できません
本当に困っています
助けてください!
>匿名さま
コメントありがとうございます。こちらの記事を書いてから少々時間が経っておりますので、現在のWindows Updateでは防げないプログラムもあると思います。Windows Update自体も時間の経過と共に進化?しておりまして、こちらがアップデートを阻止する施策をしても、それが効かないプログラム(つまり強制的にインストールさせてしまう)が配信されるため、いたちごっことなっているのが現状です。何か良い方法が見つかりましたら。こちらのページで追加して記述いたします。
いやぁ、私の方もダメでした。まるでゾンビです。
そうですねぇ・・ WU回避方法が見つかったら、また穴埋めをするんでしょうね。敵さんはファイルはおろかレジストリでもパーミッションでも好きにできますもんね。
いっそ、デュアルブートにして実行ファイルを消したり戻したりでもしますかね。Win環境も必要に迫られますし、捨てるというわけにもいかないですし。
でもWindows離れは進みそうですね。使えないOSはいらないです。
togeo.netさんはmacと両刀遣いですか。いいなぁ。。私はLinux系に走りそうです。
さて折角見つけたので成功例を置いていきます。
WakeupTaskほかのXMLを編集します。いじょです。偽管理者アカウントでも編集できました。
たとえば開始年を2030にするとかですね。
これも広まったら対策されるんでしょうね。システムファイルなので細かく書きません。もし必要でしたらハトでも飛ばしてください。
>Salaさま
貴重な情報をお教えいただきありがとうございます。私のパソコンでも確かめてみます。Sala様のおっしゃる通り、内容詳しく書いてもすぐに対応されてしまいますからね。。。
windows10の自動更新の停止をやってみましたが、Wakeup-Taskの編集で2030に書き換えた後の上書き保存が拒否されて、うまく行きませんでした。何が問題なのかわからず困っています。ご返事いただければ幸いです。
>匿名さま
上書き保存ですが、管理者権限で実行してみてください。もしくはファイル自体を編集する権限がないかもしれませんので、フォルダーの権限を取得した時と同じ手順をそちらのファイルでもやってみてください。よろしくお願いします。
いやぁ、困ったもので、先日の手段でも蠢きを止め切れませんでした。ごめんなさい。少しの間止まってたんですけどね。
今は平穏に過ごしています。
exeツールを使用してwuauservとか、関連サービスの起動を止めています。Windows Update Blockerなんですけど、ちょっと良い感じです。
ダウンロードリンクがわかりづらいので注意が必要です。英文ページです。
ナントカデリバリーも止まりますし、重宝しています。
今日はアップデートを起動させました。起動させるのも停止させるのもボタン一つなので楽です。最初のセッティングは必要ですけどね。問題なのは、必要なサービスか停止するべきサービスかを見分ける目が必要ということです。WUだけならデフォルトで止まると思います。なお適切なタイミングでWUを実施することが推奨されています。
//ツールの紹介になってしまってますので、趣旨に沿わなければ非掲載にして下さい。コメントアウト部分は編集お願いします。//
>Salaさま
またまた情報をいただきありがとうございます。結局ツールを使うしかないんですかね…。でもそれで止められるなら使いたい方は沢山いると思うので、また記事の内容を追記しておきます。ご報告、ありがとうございます。日々のサポート業務に追われておりまして、こういった調査になかなか時間を使えないので本当に助かります。感謝いたします。
私も、「Windows Update Blocker」
https://all-freesoft.net/system8/othersystem/windows-update-blocker/windows-update-blocker.html
今のところ、これで落ち着いています。
質問です
>編集画面にて、2016-06-02T01:00:00の「2016」を「2030」に変更します。
この操作の後の、上書き保存が拒否されます
権限がないそうです
アカウントは、ローカルアカウントにしていますが、ほかに管理者は設定しておらず、このアカウントのみです
どうすればいいのでしょうか?
質問です
>編集画面にて、2016-06-02T01:00:00の「2016」を「2030」に変更します。
の後、上書き保存が拒否されます
他の人の質問に、管理者として実行すれば行けるかもしれないと、お答えなされていますが
WakeupTask.xml等を、管理者権限で実行する方法は、どうすればいいのでしょうか?
右クリックしても、選択肢の中に、管理者として実行はなさそうなので、よくわかりません
どうか、お助けください
>匿名さま
コメントありがとうございます。こちらの作業は管理者権限のあるユーザーでしか実行できませんので、今お使いのユーザーで実行できない場合は、管理者のユーザーアカウントを新たに作り、そちらのユーザーで編集していただければ可能になると思います。ただ、大変申し訳ございませんが、この設定をしてもWindows Updateを遅らせることが出来ないようです。つい2ヶ月ほど前まではこの方法でWindows Updateを遅らせることが可能だったのですが、現在は効果がないという報告を受けております。また、有効な方法をこちらのページに追記しておきますので、そちらを参考にしていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
[…] ※とおげネットさんの記事を参考にさせて頂きました。 […]