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OneDrive(ワンドライブ)はいらない?同期を解除して使いにくい自動バックアップをしない方法

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OneDrive(ワンドライブ)はいらない?同期を解除して使いにくい自動バックアップをしない方法 (カスタム)
男性

OneDrive(ワンドライブ)の同期がデフォルトでONなのは、はっきり言って迷惑!

女性

OneDriveの同期(自動バックアップ)はいらないから解除したい

男性

自宅と職場で同期されるため、同期を解除して情報漏えいのリスクを回避したい

女性

OneDriveの同期を使っていたら、クラウドストレージ内のバックアップファイルがいつのまにか消えていた…どうして?

マイクロソフトアカウントでログインする場合、OneDrive(ワンドライブ)の同期がデフォルトでONになっており、使いにくいと感じた方も多いはず。

OneDriveが自動で同期して、ローカルPCから大量のファイルが知らぬ間にクラウドストレージにアップロードされ、無料で使える5GBの容量に空きがなくなるトラブルが発生することもあります。

また、ローカルPCのOneDriveからファイルを削除したら、クラウドストレージからもバックアップファイルが削除されてしまったというように、同期を解除したくなるトラブルが起こることもあります。

そのほかにも、たくさんの不具合やトラブルが起こって困っている方もいるでしょう。

この記事では、OneDriveで起こりやすい不具合やトラブルの解決方法や、OneDriveにおける同期(ダウンロード)の仕組みや特徴などもわかりやすく解説します。

さらに、使いにくいOneDriveの同期を解除する6つの方法をわかりやすく解説します。

この記事を読めば、「同期」と一般的な「ダウンロード」両方の便利な機能を兼ね備えたOneDriveへの理解が深まり、適切に使えるようになります。

また、どうしてもOneDriveの同期を解除したい方は、記事内で紹介する6つの方法から適切な解除方法が見つかります。

<Windows Home版でOneDriveを使う場合>Home版ではマイクロソフトアカウントでログオンすると、はじめからOneDriveの同期(バックアップ)機能が自動でONになっています。
<Windows Pro版でOneDriveを使う場合>マイクロソフトアカウントでログインする場合、OneDriveは自動的にONになります。
ローカルアカウントやビジネス用の365アカウントも利用でき、その場合は自分でONにしない限りOneDriveでは同期(バックアップ)されません。

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  1. OneDrive(ワンドライブ)がいらない理由|不具合が多く使いにくい?
    1. 1. OneDriveの同期・バックアップが遅い
    2. 2. OneDriveが同期されない・できない
    3. 3. OneDriveで自宅と職場のファイルが同期・バックアップされると情報漏えいのリスクとなる
    4. 4. 削除したはずのファイルをゴミ箱から復元できないことがある
    5. 5. OneDriveのクラウドストレージからファイルなどのデータが消えた
    6. 6. OneDriveのクラウドストレージ内にバックアップされたファイルが同期により上書きされる
    7. 7. OneDriveの同期によりバッテリーの持ちが悪くなる
  2. OneDrive(ワンドライブ)の使いにくい同期とは?仕組みを把握しよう!
    1. OneDriveの使いにくい同期と一般的な自動バックアップの違い
    2. OneDriveの使いにくい同期・バックアップの停止によるメリット・デメリット
  3. OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法
    1. 1. OneDriveの同期・バックアップを一時的に解除する
    2. 2. OneDriveで一部またはすべてのフォルダーの同期・バックアップを解除する
    3. 3. OneDriveをスタートアップから外して同期・バックアップを解除する
    4. 4. OneDriveアカウントのリンクを解除して同期・バックアップを解除する
    5. 5. グループ ポリシーでOneDriveを無効にして同期・バックアップを解除する
    6. 6. OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する
  4. OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する際の注意点
  5. どうしても上手くいかない時は
  6. まとめ|OneDriveの同期機能の特徴を理解して便利に使いこなそう!
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OneDrive(ワンドライブ)がいらない理由|不具合が多く使いにくい?

OneDrive(ワンドライブ)がいらない理由|不具合が多く使いにくい?
(引用:作成者 onephoto|Adobe Stock)

OneDrive(ワンドライブ)をいらないと感じる理由や、不具合を改善する方法について下記のような7項目についてわかりやすく解説します。

  1. OneDriveの同期・バックアップが遅い
  2. OneDriveが同期されない・できない
  3. OneDriveで自宅と職場のファイルが同期・バックアップされると情報漏えいのリスクとなる
  4. 削除したはずのファイルをゴミ箱から復元できないことがある
  5. OneDriveのクラウドストレージからファイルなどのデータが消えた
  6. OneDriveのクラウドストレージ内にバックアップされたファイルが同期により上書きされる
  7. OneDriveの同期によりバッテリーの持ちが悪くなる

OneDriveで同期・バックアップをおこなう際に注意すべき点や、さらに詳しい解決方法を知りたい方は下記の記事も参考にしてください。

OneDriveでデータが消えた!消えたデータを探し出す方法

1. OneDriveの同期・バックアップが遅い

OneDriveの同期・バックアップが遅い原因には下記のような場合が考えられます。

  1. パソコンやWi-Fiルーターの一時的なトラブルの場合

    普段より明らかに時間がかかっている場合は、アップロードを中止して、パソコンやWi-Fiルーターをリセットしてから、やり直してみましょう。

  2. インターネット回線が一時的に不安定になっている場合

    一時的な不安定状態が解消されるまで待ちましょう。

    慢性的に回線が不安定で遅い場合は、インターネット回線業者やプロバイダーの変更を検討しましょう。

    <あわせて読みたい記事>
    ★インターネット回線速度の目安や測定方法は?通信が遅いと思った時に確認する方法

2. OneDriveが同期されない・できない

OneDriveが同期されない・できない状態の場合は、下記の9つの解決方法があります。

  1. 同期を一時停止した後に再開する
  2. OneDriveの「このPCのリンクを解除」でリンクをやり直す
  3. OneDriveをリセットする
  4. Windows updateする
  5. 隠し属性のファイルに問題がないか確かめる
  6. 同期できないファイルをいったん別の場所に移動してまた戻す
  7. ファイル オンデマンド機能をオンにする
  8. ローカルPCやクラウドストレージの空き容量が十分か確認する
  9. OneDriveを再インストールする

1. 同期を一時停止した後に再開する

具体的な方法についてはこの記事内の「1. OneDriveの同期・バックアップを一時的に解除する」を参考にしてください。

2. OneDriveの「このPCのリンクを解除」でリンクをやり直す

具体的な方法についてはこの記事内の「4. OneDriveアカウントのリンクを解除して同期・バックアップを解除する」を参考にしてください。

3. OneDriveをリセットする

OneDriveのリセットで同期の問題が改善することがあります。

リセットでファイルやデータが失われることはありません。

OneDriveをリセットする方法を図解でわかりやすく解説します。

  1. キーボードで「Windows」+「R」を押します。
    ①「wsreset.exe」を入力します。
    ②「OK」をクリックします。
    OneDriveをリセットする
  2. まだOneDriveの同期が改善されていなければ、次の手順を行います。
    キーボードで「Windows」+「R」を押します。
    ①「%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset」を入力します。
    ②「OK」をクリックします。
    OneDriveをリセットする
  3. まだOneDriveの同期が改善されていなければ、次の手順を行います。
    キーボードで「Windows」+「R」を押します
    ①「C:\Program Files\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /reset」を入力します。
    ②「OK」をクリックします。
    OneDriveをリセットする
  4. まだOneDriveの同期が改善されていなければ、次の手順を行います。
    キーボードで「Windows」+「R」を押します
    ①「C:\Program Files (x86)\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /reset」を入力します。
    ②「OK」をクリックします。
    OneDriveをリセットする
  5. ①タスクバー上の「🔍」をクリックします。
    ②「OneDrive」を入力します。
    ③「OneDrive」ボタンをクリックすると、OneDriveが起動します。OneDriveをリセットする

4. Windows updateする

Windows updateでOneDriveをアップデートします。

5. 隠し属性のファイルに問題がないか確かめる

通常では非表示にされている隠し属性のファイルに問題がある場合に、同期のトラブルが発生することがあります。

隠し属性のファイルを見えるように表示する方法を下記で解説します。

①「表示」をクリックします。
②「表示」をクリックします。
③「隠しファイル」をクリックします。OneDriveのフォルダー内で、見えるように表示された隠し属性のファイルに問題がないか確かめましょう。隠し属性のファイルに問題がないか確かめる

6. 同期できないファイルをいったん別の場所に移動してまた戻す

同期できないファイルをいったん、OneDriveで同期されない別の場所に移動して、また戻します。

7. ファイル オンデマンド機能をオンにする

ファイルのオンデマンド機能をオンにすると、ローカルPC内に実際のファイルを保存しないので、ローカルPCの容量を節約できます。

同期により、クラウドストレージからローカルPCの空き容量より大きなファイルをダウンロードしようとして、同期ができない場合などに有効な方法です。

ファイルオンデマンド機能がオンの状態では、同期によりクラウドストレージにファイルのバックアップが保存されますがローカルPCには保存されません。

オンライン時はローカルPC内にあるOneDriveフォルダー内のファイルをクリックした時に、初めてダウンロードされて内容を確認できます。

一方で、オフライン時にはローカルPC内に実際のファイルはなく、オフライン中なのでオンラインストレージからダウンロードもできないため、ファイルの内容は確認できません。

ファイル オンデマンド機能をオンにする方法をわかりやすく解説します。

  1. ①「☁」をクリックします。
    ②「⚙」をクリックします。
    ③「⚙設定」をクリックします。OneDriveの一部または全てのフォルダーの同期を解除する1
  2. ①「同期とバックアップ」をクリックします。
    ②下の方にスクロールして、「詳細設定」をクリックします。
    ③「ディスク領域の解放」をクリックします。ファイル オンデマンド機能をオンにする

8. ローカルPCやクラウドストレージの空き容量が十分か確認する

ローカルPCやクラウドストレージの空き容量が十分か確認して、不足していれば空き容量を十分確保しましょう。

9. OneDriveを再インストールする

OneDriveをいったん、アンインストールした後再インストールします。

アンインストールの具体的な方法についてはこの記事内の「6. OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する」を参考にしてください。

3. OneDriveで自宅と職場のファイルが同期・バックアップされると情報漏えいのリスクとなる

自宅か職場のOneDriveのどちらかの同期・バックアップを解除します。

具体的な方法についてはこの記事内の「OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法」を参考にしてください。

4. 削除したはずのファイルをゴミ箱から復元できないことがある

削除したファイルをゴミ箱から復元できる期間は、アカウントの種類によって異なるので注意しましょう。

  1. Microsoft アカウントでサインインしている場合はファイルを削除してゴミ箱に移行してから、30日後に完全に削除されます。
  2. 職場または学校のアカウントでサインインしている場合はファイルを削除してゴミ箱に移行してから、93日後に完全に削除されます。

5. OneDriveのクラウドストレージからファイルなどのデータが消えた

誤ってローカルPCのOneDriveからファイルを削除してしまった場合、クラウドストレージ内のファイルも同期して削除されます。

削除されたファイルと復元する方法として、ファイルがすでにローカルPCにダウンロードされている状態か否か(削除したファイルが、ファイルオンデマンドでオンラインでのみ利用可能な状態であったのか、オフラインでも利用可能な状態であったのか)により下記の2つの復元方法があります。

  1. ローカルPCのOneDriveからオンラインでのみ利用可能なファイルを削除した場合は、OneDriveのクラウドストレージ内のゴミ箱から復元できます。
  2. ローカルPCのOneDriveからオフラインでも利用可能なファイルを削除した場合は、ローカルPCかクラウドストレージのどちらのゴミ箱からでも復元できます。

6. OneDriveのクラウドストレージ内にバックアップされたファイルが同期により上書きされる

OneDriveで同期により更新された最新版のバックアップファイルより以前の状態のバックアップファイルが必要になることもあります。

OneDriveのクラウドストレージ内にバックアップされたファイルは、同期により自動で上書きされるため、古いバックアップは復元できないとあきらめてしまいますよね。

OneDriveでは、下記のようにバックアップファイルのファイル履歴から、最新版より古いバックアップを簡単に復元できます。

  1. ①ローカルPCのOneDriveフォルダー内で、過去のバックアップを復元したいファイル上で右クリックします。
    ②「OneDrive」をクリックします。
    ③「バージョン履歴」をクリックします。ファイル履歴から、最新版より古いバックアップを簡単に復元できます。
  2. ①バージョン履歴のリストから、復元したい時点のバックアップを探します。
    ②復元したい時点のバックアップの右端にある「…」をクリックします。
    ③「復元」をクリックします。
    ファイル履歴から、最新版より古いバックアップを簡単に復元できます。

ちなみにですが、WebブラウザからアクセスできるOneDriveのクラウドストレージ内のバックアップファイルについても同様に、ファイル履歴から任意の時点の更新を復元できます。

7. OneDriveの同期によりバッテリーの持ちが悪くなる

OneDriveは常駐してバックグラウンドで同期・バックアップをおこなうため、バッテリーを消費して持ちが悪くなります。

同期・バックアップを解除する方法は、この記事内の「OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法」を参考にしてください。

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OneDrive(ワンドライブ)の使いにくい同期とは?仕組みを把握しよう!

OneDrive(ワンドライブ)の使いにくい同期とは?仕組みを把握しよう!

OneDrive(ワンドライブ)で使いにくいと感じる同期の仕組みや特徴を、しっかりと理解して適切に使えれば、むしろOneDriveがとても便利に感じられるでしょう。

OneDriveの使いにくい同期と一般的な自動バックアップの違い

OneDriveの同期機能は「同期(バックアップ)」や「自動バックアップ」など、いろいろな言われ方をしています。

実際にOneDriveの同期機能を使ってみて、一般的な自動バックアップとの違いに戸惑った方も多いはず。

OneDriveの同期機能では、ローカルPCとクラウドストレージ間は常に同期されます。

ローカルPCとクラウドストレージの一方で、ファイルやフォルダーを変更や追加、削除すると、自動で他方でも同じように変更や追加、削除などの更新がおこなわれ、その逆の場合も同様に更新されます。

OneDriveでは更新するごとにファイル履歴として保存され、最新の同期(更新)以前のファイルもファイル履歴から選んで簡単に復元できます。

ファイル履歴から過去の任意の時点のバックアップを復元する方法は、この記事内の下記を参考にしてください。

6. OneDriveのクラウドストレージ内にバックアップされたファイルが同期により上書きされる

また、常に最新の状態をバックアップしてデバイス間で共有できるため、同期とバックアップの両方の便利な機能を同時に体験できます。

たとえば、OneDriveでデスクトップフォルダを同期しておけば、自宅のパソコンや外出先のノートパソコンなどデバイスが異なっても、両方のデスクトップで同じファイルを自動で更新したり、自動でファイル履歴として差分バックアップできたりします。

「OneDriveの同期機能」と「一般的なバックアップ」の明確な違いは、OneDriveの同期ではローカルPCでファイルを削除すると、クラウドストレージ内の大切なバックアップファイルも削除されてしまう点です。(一定期間内であればクラウドストレージ内のゴミ箱から復元できるのでご安心を)

このように、「OneDriveの同期」と「一般的なバックアップ」の間に生じるギャップが、使いにくさを感じるの要因の一つでしょう。

ローカルPCの空き容量を確保方法したい場合は、ローカルPCからファイルを削除せずに下記の方法をおこなうと、クラウドストレージ内のバックアップファイルの意図しない消失のリスクを防げます。

「7. ファイル オンデマンド機能をオンにする」

OneDriveの使いにくい同期・バックアップの停止によるメリット・デメリット

OneDriveの使いにくい同期・バックアップを停止するメリット・デメリットをそれぞれわかりやすく解説します。

同期・バックアップの停止によるメリットは特定の使用環境の場合に限定されますが、停止によるデメリットは使用環境に限定されません。

そのため、OneDriveの仕様や特性を把握して、使用環境にもよりますが、便利な同期・バックアップ機能をできるだけオンにしたまま使うことをおすすめします。

OneDriveの同期・バックアップの停止によるメリット

OneDriveの使用環境によって、同期・バックアップの停止によるメリットが異なります。

  1. バッテリーの持ちがよくなる:ノートパソコン使用時のメリット
  2. パソコンの動作が軽快になる:低スペックのPC使用時のメリット
  3. クラウドストレージの容量に余裕ができる:無料プラン利用時のメリット
  4. 情報漏えいのリスクを回避できる:会社と自宅の両方で使う場合のメリット

OneDriveの同期・バックアップの停止によるデメリット

OneDriveの同期・バックアップの停止により、下記のように利便性が大きく損なわれる点がデメリットしょう。

  1. 複数のパソコン間での同一ファイルに対する更新が困難になる
  2. 他の方法でバックアップをおこなう必要が生じる
  3. 同期とバックアップのいいとこ取りの機能を使えなくなる

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OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法

OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法
(引用:作成者 FAMILY STOCK|Adobe Stock)

OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法を下記で図を使ってわかりやすく解説します。

  1. OneDriveの同期・バックアップを一時的に解除する
  2. OneDriveで一部またはすべてのフォルダーの同期・バックアップを解除する
  3. OneDriveをスタートアップから外して同期・バックアップを解除する
  4. OneDriveアカウントのリンクを解除して同期・バックアップを解除する
  5. グループ ポリシーでOneDriveを無効にして同期・バックアップを解除する
  6. OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する

1. OneDriveの同期・バックアップを一時的に解除する

ローカルPCとクラウドストレージ間のすべての「同期」と「バックアップ」を一時的に停止する方法をわかりやすく図解で解説します。

バッテリーの持ちをよくしたい場合や、同期・バックアップがうまくいかなかった場合などに、一時的(2時間、8時間、24時間のいずれか)に解除する方法です。

  1. 「☁」をクリックします。
  2. 「⚙」をクリックします。
  3. 「同期の一時停止」をクリックします。OneDriveの同期を一時的に解除する

2. OneDriveで一部またはすべてのフォルダーの同期・バックアップを解除する

一部あるいはすべてのフォルダーに対して、ローカルPCとクラウドストレージ間の「同期」と「バックアップ」の解除を図解でわかりやすく解説します。

OneDriveで同期・バックアップしたくないフォルダーを自由に選べます。

  1. ①「☁」をクリックします。
    ②「⚙」をクリックします。
    ③「⚙設定」をクリックします。OneDriveの一部または全てのフォルダーの同期を解除する1
  2. ①「同期とバックアップ」をクリックします。
    ②「デバイスの写真やビデオの保存」が必要ないならトグルボタンをオフにします。
    ③「作成したスクリーンショットをOneDriveに保存する」必要がない場合はトグルボタンをオフにします。
    ④「バックアップを管理」をクリックします。OneDriveの一部のフォルダーの同期を解除する
  3. ①5つあるフォルダーのうち同期・バックアップが必要ないものは、トグルボタンをオフにします。
    ②「変更の保存」をクリックします。
    ③「閉じる」をクリックします。OneDriveの一部のフォルダーの同期を解除する
  4. ①「アカウント」をクリックします。
    ②「フォルダーの選択」をクリックします。OneDriveの一部のフォルダーの同期を解除する
  5. ①同期・バックアップの必要がないフォルダーは、左にあるチェックをはずします。
    ②「OK」をクリックします。OneDriveの一部のフォルダーの同期を解除する

3. OneDriveをスタートアップから外して同期・バックアップを解除する

OneDriveをスタートアップから外して同期・バックアップを解除する方法を図解でわかりやすく解説します。

OneDriveをスタートアップから外すと、Windows起動時にOneDriveが起動しなくなるので、常駐もされなくなり、同期・バックアップもされません。

  1. ①キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Del」を同時に押します。
    ②「タスク マネージャー」をクリックします。OneDriveをスタートアップから外して同期・ダウンロードを解除する
  2. ①「スタートアップ アプリ」をクリックします。
    ②「OneDrive.exe」上で右クリックします。
    ③「無効化(D)」をクリックします。OneDriveをスタートアップから外して同期・ダウンロードを解除する
  3. パソコンを再起動すると「無効」→「有効」へ変更するまで、OneDriveが起動されず常駐もしなくなり、同期・バックアップが解除されます。

4. OneDriveアカウントのリンクを解除して同期・バックアップを解除する

OneDriveアカウントのリンクを解除することで、ローカルPCとクラウドストレージ間のすべての「同期」と「バックアップ」を停止します。

オフライン時でも表示されるファイル(ローカルPC内に実際に保存されているファイル)以外とエクスプローラ内にあるOneDriveの同期用フォルダーやファイルは表示されなくなります。

  1. ①「アカウント」をクリックします。
    ②「このPCからリンクを解除する」をクリックします。OneDriveアカウントのリンクを解除する
  2. 「アカウントのリンク解除」をクリックします。OneDriveアカウントのリンクを解除する

5. グループ ポリシーでOneDriveを無効にして同期・バックアップを解除する

グループ ポリシーでOneDriveを無効にして、同期・バックアップを解除する方法を図解でわかりやすく解説します。

  1. キーボードの「Windows」+「R」を押します。
    ①「gpedit.msc」を入力します。
    ②「OK」をクリックします。グループ ポリシーでOneDriveを無効にして同期・バックアップを解除する
  2. ①「コンピューターの構成」を選択します。
    ②「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」をクリックします。
    ③「OneDrive」をクリックします。
    ④「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」をダブルクリックします。グループ ポリシーでOneDriveを無効にして同期・バックアップを解除する
  3. ①「無効(D)」を選択します。
    ②「OK」をクリックします。グループ ポリシーでOneDriveを無効にして同期・バックアップを解除する

6. OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する

OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する方法を図解でわかりやすく解説します。

OneDriveアプリをローカルPCからアンインストールしても、クラウドストレージ内のファイルは保存されたままです。

  1. ①タスクバー上の「スタート」ボタンをクリックします。
    ②「設定」をクリックします。OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する1
  2. ①「アプリ」をクリックします。
    ②検索ウインドウに「OneDrive」と入力します。
    ③「Microsoft OneDrive」の右にある「…」をクリックします。
    ④「アンインストール」をクリックします。OneDriveをアンインストールして同期・バックアップを解除する2

OneDriveをアンインストールの簡易的な説明と、さらに詳しい内容や注意点などについては下記の記事を参考にしてください。

いらないOneDriveの同期解除とアンインストールするための事前準備と注意点

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OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する際の注意点

OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する際の注意点
(引用:作成者 Tierney|Adobe Stock)

OneDriveの同期・バックアップを解除しても、クラウドストレージ内にあるファイルは保存されたままです。

OneDriveの同期・バックアップを解除後は、必要に応じてファイルをクラウドストレージからローカルPCへダウンロードしましょう。

また、大切なファイルの消失に備えて、下記の記事を参考に、OneDriveの同期とは別の方法(Windowsに標準搭載されているバックアップ機能など)でバックアップをおこないましょう。

外付けSSDを使用したWindows11簡単自動バックアップ設定

Windows10で外付けHDDやSSD、クラウドにデータをバックアップする方法

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インターネットで検索して色々な方法を試してみたけどうまくいかない…

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    お問い合わせいただいた内容に関しまして社内で確認の上、担当者から連絡させていただきます。連絡までお待ちいただければ幸いです。

    まとめ|OneDriveの同期機能の特徴を理解して便利に使いこなそう!

    OneDrive(ワンドライブ)の同期機能の特徴や仕様をしっかり理解できると、今まで使いにくいと感じたOneDriveの同期が、一般的な自動バックアップよりとても便利に思えてきませんでしたか。

    ノートパソコン使用時のバッテリーの節約や、自宅と職場でOneDriveを介して同期する時の情報漏えいリスクなど、特定のシーンで使いにくさは感じられる場合は、この記事内の「OneDriveの使いにくい同期・バックアップを解除する6つの方法」を参考に最適な解除方法を選んで実施してください。

    また、もし記事内の「OneDrive(ワンドライブ)がいらない理由|不具合が多く使いにくい?」を参考にしても不具合が改善しない場合は「パソコンのトラブル相談・出張修理のエキスパート|株式会社とげおネット」へご相談ください。

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