Windows10でおすすめのデータバックアップ方法

PCを使っていると予期しなかったトラブルが起こり、PCを起動できなくなりデータが消去されてしまうことがあります。そんな時のためにバックアップを取っておいたり、PCを復旧できるようにしておくことは大切です。PCが動かなくなってしまっても一番初めの購入状態のゼロに戻ってしまうのではなく、できれば現状か最近の状態にまでに戻せるようにしておくと、復旧の手間が大幅に省けます。
今回はWindows10に標準で備わるバックアップ作成機能メモリなどの記憶媒体を使いバックアップを取る方法とシステムを復旧させるために作っておきたいシステム回復ツールについて解説をしていきます。
PCの環境などシステム分野のバックアップと個人で作成した文書や写真などの個人データのバックアップとに分けて、バックアップの方法を提案していきます。

バックアップの重要性

PCのシステム環境は日々変化することはないので、バックアップを作成するのは大きなアップデートの時や高価なソフトをインストールした時など数か月に一回で構いませんが、個人のデータ、ファイル情報に関しては日々追加、削除されたり変化することが多いので頻繁にバックアップを取っておいた方が安全です。
最後に触れているクラウドサービスについては記憶媒体は不要ですが、クラウドサービスにも不安定さがないわけではないので、できれば初めに紹介する記憶媒体を使ったバックアップ方法と併用していくとよいでしょう。

最近の一部ノートパソコンはデータ取り出し出来ないので注意

最近の安価な3万円程度のノートパソコンや軽量、薄型、高性能でおしゃれなノートパソコン、例えばMicrosoft Surface, Thinkpad X1 Tablet, Fujitsu LIFEBOOKなどでは故障した時にデータを取り出せないタイプがあります。このようなタイプの場合壊れてしまってからでは遅いので必ずバックアップを取っておきましょう

ファイル履歴を有効にしバックアップを取る

このバックアップ方法はPCのシステム環境などを保存するのではなく個人のデータの保存、更新のための方法です。こちらは最低1か月に1度ほどバックアップを取ることが推奨されています。Windows10の標準機能であるバックアップは毎日バックアップを記録してくれる設定ができるのでおすすめです。

いざトラブルが生じ、システムの回復まで下で説明する「システムイメージ」や「回復ドライブ」で回復したとしても、日々のバックアップが疎かだと、修復のオプションを作成した過去まで時を遡らないといけません
「バックアップなんて取る暇がない!」という人こそ、頻繁にバックアップをすることでいざという時にデータの消失を免れ、早く元に戻れるのです。

バックアップの作成方法

設定の方法は以下の通りです。

まず外付けHDDなどの外部記憶媒体が必要となるので、準備をして、PCに接続をしてください。

スタートボタンからWindowsシステムツールコントロールパネルを開きます。

コントロールパネルを開くと「システムとセキュリティ」という項目の中に「バックアップと復元(windows7)」があるのでをクリックします。

次の画面で「バックアップの設定」という項目をクリックし、

ドライブの追加を選択してください。
ここで準備していた記憶媒体(HDDなど)が表示されるので、

 

今すぐバックアップ」をクリックすると、今の状態がバックアップされます。

バックアップのスケジュールや頻度については、スケジュールという項目の「設定を変更します」から変更できるので、クリックをして設定していきます。

スケジュールに従ってバックアップを実行」という項目があればそこにチェックを入れてください。

バックアップの頻度はデフォルトでは1時間ごと保存期間は無期限、バックアップ範囲はユーザーフォルダ内のすべてのフォルダとなっていますが、設定の変更が可能です。
例えば、1時間よりもっと細かくバックアップを取りたい人は10分、15分と設定できますし、保存期間もPCの容量の問題などで無期限でなくてよい人は3か月、6か月、1年、2年など細かく設定の変更が可能です。

スケジュールが変更できたらバックアップ対象のファイルを確認します。

標準バックアップの設定がされているのは、ミュージック、ビデオ、カメラロール、検索、ピクチャ、デスクトップ、OneDrive、アドレス帳、「internetExplorrer」お気に入り、リンク、OneDrize、3Dオブジェクト,リンク、Windowsアドレス帳、ダウンロード履歴、ドキュメントです。

それ以外のファイルやフォルダーをバックアップの対象として追加したり削除したい場合は以下の設定をします。

!注意!
自動バックアップの設定をしても外付けHDDなどの記憶媒体は必要です。接続したままにするか、バックアップの時期を覚えていたら、その都度接続するなどし自動バックアップがエラーで終わらないよう工夫が必要です。
下で解説しているシステムイメージバックアップを取りたいという時は、バックアップに含める項目という箇所に「システムイメージを含める」というチェック項目があるので、そこにチェックを入れます。
上の画像ではスケジュールの上の内容という箇所で「ライブラリおよびすべてのユーザーの個人用フォルダーの内容とシステムイメージ」とありシステムイメージがバックアップに含まれていることが確認できます。

 

設定から「更新とセキュリティ」を選択し、左側のメニュー「バックアップ」をクリックします。上の画像の中にあるスケジュールという欄で希望に沿っているか確認をしてください。

 

バックアップ画面の中の「その他のオプション」から設定します。

 

バックアップという項目の中の「その他のオプション」をクリックをし「ドライブの追加」の+マークをクリックします。

取付けたメモリやHDDなどの記憶媒体が表示されるのでクリックします。

 

ファイルのバックアップを自動的に実行」がオンになったことを確認し、バックアップに進みます。

バックアップ対象のフォルダー」という項目の箇所の「フォルダの追加」というボタンをクリックします。

 

バックアップ処理に追加したいフォルダを選択し、「このフォルダーを選択」というボタンをクリックすると

 

バックアップ対象のフォルダ一覧の中に選択した今加えたフォルダが並んでいるので、確認をします。

 

バックアップ先に間違いがないか確認をして、上の「今すぐバックアップ」をクリックすると、追加したフォルダも現在の状況がバックアップされます。

また追加ではなくバックアップの対象フォルダから登録を削除したい場合は、上で説明した「バックアップ対象のフォルダー」一覧の中にある対象のフォルダをクリックしてください。

 

取り出し」というボタンが現れるので、クリックをします。

バックアップの一覧から削除したファイルが消えているか確認をして終了です。

 

システムイメージ

こちらのバックアップ方法はOSの環境個人のデータをバックアップするので、PCを丸ごとバックアップする方法です。
システムイメージの作成の頻度は高価なソフトをインストールした後は必ず作成するようにし、そういった機会がない時は半年に一度ほど作成するのが望ましいです。

システムイメージの作成には外付けHDDを用います。

システムイメージではOSに不具合があった時など回復してくれることが期待できますが、個人のデーターまではバックアップされていないので、先ほど上で説明したバックアップの方法でバックアップをシステムイメージとは別に作成しておくことが望ましいです。

 

システムイメージとは?

システムイメージを作成しておくことで、PCのシステムが故障して重篤な状態に陥った時に、PCを初期化(購入状態に戻す)までしなくしても、WindowsのOSが入ったCドライブを復元することができます。初期化をしてしまうと、メールアカウントの設定に始まり、アプリやソフトの再インストール、OSのアップデートなど手間がかかることが多いですが、システムイメージから回復するとOSの状態も個人フォルダの保存もシステムイメージを作成した日の状態に戻るので、購入時よりは現状に近い状態まで戻ります。個人フォルダのバックアップをファイル履歴から日々作成しておけば、さらに元の状態に戻しやすく、それほど復旧までに手間のかかる作業はないでしょう。

システムイメージの作成方法

システムイメージの作成の方法は以下です。

システムイメージに使用する外付けHDDをPCに接続します。

スタートボタンからWindowsシステムツール>コントロールパネルをクリックします。

バックアップと復元(Windows7)」をクリックします。

システムイメージの作成」をクリック

保存先には接続したHDDを選択し「次へ」をクリックします。

バックアップしたいデータにチェックマークを入れ選択し、バックアップ先が接続したHDDになっているか再度確認をします。

そして「バックアップの開始」をクリックします。

「システム修復ディスクの作成しますか?」のところは、次の「回復ドライブ」の作成と重複するので、「いいえ」で飛ばしてもらって構いません。

 

 

フリーソフトを使う

バックアップを取るのにfastcopyなどのフリーソフトを使うのも一つの手段です。
というのもバックアップのデータ量があまりにも大きい場合、途中で移行が中断してしまったり、終了してしまう場合も多々あります。
そんな時はにfastcopyなどのフリーソフトを使うと、Windowsが処理しているのとは違う領域で作業が行われるので、他のWindowsの作業と緩衝せずに、スムーズに滞ることなくコピーやバックアップがしやすくなります。バックアップを取りたいけれど、時間がないと思っている人は利用してみるとよいでしょう。

バックアップの処理として日々使いたい時はバッチファイルというコマンド(ファイルをコピーするなどの命令)を使う方法もあります。

fastcopyの記事は過去記事にありますので、そちらも参考にしてみてください。

大容量ファイルを高速にコピー、移動、削除、同期できるお勧めソフトfastcopy
大容量のファイルを転送する時に、途中で中断されたり、何度も繰り返さないといけないとイライラしますよね。それがフリーソフトを使うことで、イライラすることが少なくなりストレスが大幅に減るのなら使ってみたいですね。 今回は大容量のデータをコ...

 

クラウドに保存する

PCやデバイスのシステムに問題が起きても、クラウドサービスで保管したバックアップなどのデータには影響がないので、そういった場合、保存されているデータにより無事バックアップできることがあります。クラウドサービスにも気を付ける点はありますが、今作業している箇所から離れた場所にデータを保存し、他のトラブルに備えることできる点では安心と言えるでしょう。

クラウドにバックアップを保存する方法

①エクスプローラーをクリックします
②左側に表示される項目の中から「One Drive」を選択します。
③すでにOne Driveに保存されているファイルやフォルダが表示されています。他に保存したいファイルなどがあれば、そこに移動させます。

このフォルダに保存しておきたいデータを入れておくと、自動的に同期されるシステムになっています。

クラウドに保存するメリットは会社の人が同時に外部からアクセスして一緒にデータを閲覧することができるので会議などで活用できたり、わざわざ外付けHDやメモリを買わなくても利用できる点でしょう。もちろん無料で使えるクラウドサービスもあります。
デメリットとしては手元のPCなどの機器の不具合はクラウドに保存しているデータに影響しませんが、サーバーダウンなどの不具合が起こってしまい、クラウドにアクセス不能となったり、預けているデータが消えてしまう可能性もないわけではありません。
対策としては便利はクラウドサービスを利用しながら他の方法でもバックアップを取っておくとより安全です

復元方法について

今回はバックアップの取り方を中心に説明していますが、ファイル履歴、システムイメージを使った復元の方法については下記の記事でご紹介をしています。
バックアップを取り復元をする時には、この記事と併せて参照してください。

Windows10のバックアップからデータを復元する方法(システムイメージ、ファイル履歴)
バックアップを取る方法の記事でご紹介した通り、バックアップは主に二種類の分野に分かれています。 マイフォルダなどに入っている個人データのバックアップとWindowsのシステムの状態を全体としてバックアップする方法です。 以前はバック...

まとめ

いかがでしょうか。PCに不具合が起こって、データーにアクセスできなくなった時はまずはシステムイメージ回復ドライブでシステムの状態を回復させたりWindowsの起動ができるようにし、それから日々作成しているバックアップのデータで元の状態に近づけていくという作業が必要です。クラウドサービスの利用については、特にビジネスで使う時には他にも気を付け確認をしていきたいことがあります。企業でクラウドサービスを使いたい時は、一度とげおネットにご相談ください。最適な方法を一緒に相談しご提案していきたいと思います。

内容に関する注意事項

記事の記述通りに設定すれば必ず出来るわけではありませんのでご了承ください。状況によって取るべき手段が異なり全てのケースを網羅出来ているわけではありませんので課題が解消しない可能性もございます。あくまで参考情報となりますので、設定をされるときは自己責任にてお願い致します。

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