プリンターでコピーやスキャンはできるのに、急に突然印刷できなくなることがあります。
印刷できなくなった原因はプリンター本体やソフトウェア、インクカートリッジなどさまざまです。症状を把握し、適切な手順で回復しましょう。
この記事では、印刷できないケースと対処方法を、お問い合わせの多い順に紹介・解説します。
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プリンターと接続できず、印刷ができない
プリンターとの接続ができない、認識できない場合の原因は多様です。下記の記事を参考にして、切り分けをおこないながらプリンターと接続してください。
また、以下の場合については別の章で紹介しております。
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印刷はできるが、印刷されていない内容がある
罫線が出力されない、印刷設定で設定できる内容が少ない、文字だけが印刷されないなどの場合には、下記のような原因が考えられます。
- メーカー製のドライバーをインストールできていない
- プリンターにネットワーク設定（IPアドレスの設定）ができていない
- 無線（Wi-Fi）での接続設定がされていない
■解決方法
具体的な解決方法は、以下の記事を参照ください。ひとつずつ原因を特定する必要があります。
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印刷結果がかすれる、出ない色があるなど正常に印刷できない
インクジェットプリンターで印刷の結果にムラがある場合は、インクカートリッジに原因があります。プリンターを長期間使っていない場合に起こりやすくなる症状です。
- 特定の色が出ない、薄い
- ところどころかすれ、しましまに印刷される
- カラー印刷できない 、白黒になる
- 印刷をかけると白紙で出力される
解決方法は以下の2点です。
ヘッドクリーニングをおこなう
インクの目詰まりを解消するために「ヘッドクリーニング」を試してみましょう。やり方は、プリンターの機種によって違います。「お使いの機種名 ヘッドクリーニング」で検索し、メーカーのWebサイトにある手順を参考になさってください。10分もあれば終わります。
インクカートリッジを交換する
特定の色が出ない場合にはインク残量を確認し、少なくなっていたらカートリッジを交換しましょう。インク残量はパソコン上から確認できる場合がほとんどです。「お使いの機種名 インク残量 確認」で方法を検索してみてください。
インクはあるのに特定の色だけ印刷できない、ヘッドクリーニングをしてもかすれてしまうなどのケースも、インクカートリッジの交換が有効です。とくにメーカー純正のインクカートリッジを利用されていない場合は、純正品への交換を試してみてください。
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Wi-Fi接続のプリンターで印刷できない
無線LAN、Wi-Fi（ワイファイ）で接続しているプリンターから印刷できない場合には、下記の記事をご参考ください。各メーカー対応ページへのリンクもご紹介しています。
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「プリンターがオフラインです」と表示され、印刷できない
「プリンターがオフラインです」と表示される場合には、パソコンとプリンターとの接続に不具合があります。とくに出先で使うモバイルパソコンなど、ネットワーク環境が変わる場合に多いケースです。
以下の記事を参考に対応してみてください。
印刷キューにデータが溜まる・詰まるなどで一時停止やアイドル状態になり印刷できないときも、上記記事で対応可能です。
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「ドライバーは使用できません」と表示され、印刷できない
このメッセージが出た場合には、プリンタードライバーが正常に動作していない状態です。復旧するには、下記の記事にある手順をひとつずつ試してみてください。
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Canonのプリンターで「プリンターと通信できません」と表示され印刷できない
キヤノンのプリンター利用時に「プリンターと通信できません」というメッセージが表示され、印刷できないケースがあります。エラー内容により対処法に違いがあるため、下記の手順に従い対処ください。
「プリンターと通信できません。双方向サポートを有効にしてください」と表示される
パソコンから下記の手順でプリンターの設定を変更し「双方向サポート」を有効にします。Windows10での操作をベースにしていますが、Windows11でもほとんど同様の手順です。
[双方向サポートの設定手順]
- Windowsメニュー左側の旗のマークを右クリックし「設定」を選択
- 次画面から「デバイス」を選択（Windows11の場合は「Bluetoothとデバイス」を選択）
- 「プリンターとスキャナー」を選択
- お使いの機種を選択
- 「管理」ボタンをクリック（Windows11の場合は6.へ）
- 次画面から「プリンターのプロパティ」をクリック
- 「ポート」タブを選択し
- 画面下部「双方向サポートを有効にする」にチェックを入れ「適用」→「OK」ボタンを押し、画面を閉じます。
「プリンターと通信できません。」のみが表示される
この場合、考えられる原因はひとつではありません。下記の記事を参考に、1つずつ順を追って対処してみてください。
参考：【インクジェットプリンター】「プリンタと通信出来ません」と表示され印刷出来ない（Canon）
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Windowsの更新プログラムが原因で印刷できなくなるケースも
まれにWindowsの更新プログラムを適用した後、印刷できない不具合が生じる場合があります。過去には印刷キューからデータが消える、印刷結果が白紙になるなどのケースがありました。
Microsoftからの不具合修正を待ち、修正プログラムをインストールしてください。
キャノン・エプソン・ブラザーなどメーカーのFAQにも、対応方法がアップロードされている場合がほとんどです。
[過去事例の参考リンク]
- Windowsアップデート後、エプソンプリンターで印刷ができなくなりました（Epson）
- Windows更新プログラム適用後、印字結果が良くない（brother）
- 「Windows 11 バージョン 22H2」のプリンター問題は解決、セーフガードは解除へ（窓の杜）
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故障の疑いがある場合
以下のような場合には、プリンターの故障が疑われます。
- 電源がまったく入らなくなった
- 印刷を試みると異音がする
- インクカートリッジを純正のものに変更しても、印刷結果がかすれる
メーカーに問い合わせ、対応しましょう。
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まとめ：プリンターで印刷できない場合には、早めの対応を
プリンターで印刷できない場合の対処法をまとめました。
プリンターは身近な周辺機器のひとつですが、ネットワーク環境やシステムの影響を受けやすい機器でもあります。印刷できないときには、時間を取って根本的に解決しておきましょう。
また時節の印刷物など、プリンターで大量に印刷するニーズは定期的に発生するものです。しかしプリンターの寿命は、3～5年と言われています。大量印刷の予定がある場合には、早めにチェックをおこなっておくのがオススメです。
