当サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています

受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)でOutlookの動かない・開かないに対応する方法

パソコントラブル出張相談受付中! TEL:050-6877-6115

時間外はフォームから!

アイキャッチ

Outlook利用時に送受信がうまくできない、アプリケーションが開かないなどのトラブルが何度も起きるときがあります。

そのような場合には、Outlookの受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)を使い、破損の可能性があるメールデータの回復を試みてみましょう。

この記事では「受信トレイ修復ツール」の使い方について、図解入りで解説します。パソコン上でscanpst.exeの場所を探す方法についてもくわしくご紹介しますので、参考になさってください。

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

モバイル用
Video広告

Outlookの受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)とは

Outlookは送受信したメールを、Outlookデータファイルと呼ばれる形式のファイルに保存しています。このファイルの破損を直すためのアプリケーションが、受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)です。

受信トレイ修復ツールは、Outlook本体とは違う独立したアプリケーションです。ツールを使うには、パソコンでscanpst.exeのある場所を探し、ダブルクリックして立ち上げ実行する必要があります。

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)の場所

scanpst.exe 場所

scanpst.exeのある場所は、Windows OSのバージョンと、Outlookのアプリケーションによって違います。

scanpst.exeのパス

scanpst.exeは、基本的には以下の場所にあります。

Outlookのバージョン ファイルの場所(パス)
Outlook 365,2019,2016 ‪C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16
Outlook 2013 C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office15

scanpst.exeが見つからないときに探す場所

インストールしているOutlookアプリケーションや、インストーラーの種類により、scanpst.exeが別の場所にある場合があります。見つからないときは下記を参考に探してみてください。

■32bit版のOutlookをインストールされている場合

上記表にあるパスの「Program Files」フォルダを、「Program Files(x86)」フォルダに読み替え、探してみてください。

例)Outlook2016以降の32bit版アプリケーションを利用されている場合

C:\Program Files(x86)\Microsoft Office\root\Office16

■MSIインストーラー(企業向けライセンスの一部)を使ってインストールされている場合

上記表にあるパスのroot」フォルダを省き、探してみてください。

例)Outlook2016以降でMSIインストーラーを使用されている場合

‪C:\Program Files\Microsoft Office\Office16

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

受信トレイ修復ツール 実行の手順

scanpst.exeを実行し、開いたウィザードを順に進めていきます。

メールデータのサイズが大きい場合には時間がかかり、スキャンや修復がなかなか終わらないことがあります。作業時間に余裕を持ってご対応ください。

■作業の手順

1.scanpst.exeをダブルクリックし、実行します。

scanpst.exe 実行

2.[参照]ボタンを押し、修復したいOutlookデータファイルを選びます。

  • 何も設定していない場合、Outlookデータファイルのある場所は以下のフォルダ内です。
    C:\Users\<ユーザー名>\Documents\Outlook ファイル\
  • データファイルの拡張子(ファイルの末尾)は「.pst」あるいは「.ost」どちらでも修復可能です。

scanpst.exe Outlookデータファイル 参照

scanpst.exe Outlookデータファイル 場所

3.Outlookデータファイルを選択できたら[開始]ボタンを押します。

scanpst.exe 修復 開始

メールデータのサイズにより、ファイルのスキャンに時間がかかる場合があります。

4.スキャンの結果が表示されます。[修復]ボタンをクリックするとデータの修復を開始します。スキャンと同様、ファイルサイズによっては時間がかかります。

scanpst.exe Outlookデータファイル スキャン 結果

5.修復が終わると「修復が完了しました」というメッセージが表示されます。これで作業は終了です。[OK]ボタンを押し、作業を終わらせてください。

scanpst.exe  修復 完了

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

どうしても上手くいかない時は

インターネットで検索して色々な方法を試してみたけどうまくいかない…

うまくいかない人

とげおネットまで
お気軽にご相談ください!!

電話・メールフォームから
お問い合わせください!
▼ ▼ ▼

とげおネットでは
出張サポートにて
お力になれます!

 

パソコントラブル出張相談受付中! TEL:050-6877-6115

時間外はフォームから!

インターネットで検索して色々な方法を試してみたけど上手くいかない場合はとげおネットまでお気軽にご相談ください。出張サポートにてお力になることが可能です。

    お問い合わせいただくにあたってPrivacy Policyの確認と同意をお願い致します。 

    お問い合わせいただいた内容に関しまして社内で確認の上、担当者から連絡させていただきます。連絡までお待ちいただければ幸いです。

    まとめ:scanpst.exeでメールデータの破損を回復する

    Outlookの送受信トラブルや、アプリケーションが開かないとき、解決方法のひとつとしてscanpst.exeを使い、Outlookデータファイルを修復すると対応できる場合があります。

    アプリケーションを実行し、ウィザードを進めるだけのシンプルな手順ですので、不具合があるときは一度試してみることをおすすめします。

    その他メールトラブル記事

    スパム認定ブラックリストに登録されて相手にメールが届かない時の対処法
    ある日突然、特定のメールアドレスにメールが送れなくなってしまったという経験はありませんか?自分の使っているメールサーバがスパム認定されて、それが原因でセキュリティーレベルの高いサーバを使っている相手にメールが送れなくなることがあります。
    独自ドメインの移行、移管したらトラブった!その原因と対処方法
    サイトやメールサーバ移転の際に、最も注意が必要なのは、ドメインの移行です。ドメイン移行時にありがちな各種トラブルと、その対処方法、未然防止策について、まとめました。
    POP・IMAPはもう使えない!法人向けメールシステムのOAuth対応について
    Google WorkspaceやMicrosoft Exchange Onlineで採用されている「OAuth認証」のしくみについて、図解入りで解説します。OutlookとGmailを使い、OAuth認証のアカウントを利用する手順も紹介します。

    関連記事

    土日祝日受付可能

    電話 05068776115受付可能時間9:00~23:00

    受付可能時間9:00~23:00 土日祝日受付可能

    24時間受付WEBから相談する24時間受付WEBから相談する