2019年4月1日、新元号「令和」が発表されました。これにより「平成」は2019年4月30日で終了となり、2019年5月1日からは新元号の「令和」がスタートします。
「Windows」以降、「Windows Server 2008」以降のWindowsや、「Office2010」以降のOfficeでは、WindowsUpdateの自動更新を有効にしていれば問題ありません。新元号に対応した更新プログラムが自動で適用されます。
ではそれ以前の「Windows XP」や「Vista」「Windows 2000 Server」「Windows server 2003」、「Office 2003/2007」ではどうすればよいのでしょうか?
↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓
Windows7以降、Windows Server 2008以降のWindowsやOffice2010以降のOfficeはWindowsUpdateで対応
上記のOSやソフトに関しては、通常通りに「Windows Update」を実行していただければ新元号に対応してくれます。ご安心ください。
Windows7以降、Windows Server 2008以降のWindowsやOffice2010以降のOfficeについては以下の記事もご覧ください。
.
しかし、ここには「WindowsXP」や「Vista」「Windows 2000 Server」「Windows Server 2003」や「Office 2003/2007」への対応の記述はありません。
↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓
影響が発生しうる条件と影響の内容
次のような環境で影響が発生する可能性があります。
影響の内容は単純で「存在しない元号」で日時が表示されてしまう、ことです。「平成」は2019年4月30日で終了しますのでそれ以降の日時については間違った日時の表示になります。
↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓
まず買い替えを検討しましょう
WindowsXPやVista、Windows 2000 Server、2003やOffice 2003、2007は既にMicrosoftのサポート期限が切れています。従って新元号への対応の予定は今のところないようです。マイクロソフトからサポート切れについてアナウンスが発表されています。
一般にパソコンなどのIT機器の寿命は5年とされており5年を超えると物理的に部品が壊れる可能性が高くなります。まずはWindows10、Windows Server 2016/2019、Office 2019への買い替えを検討しましょう。
以下、弊社が手掛けたサーバ移行やパソコンのデータ移行のサポート事例になります。
↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓
社内システムなどのやむを得ない事情の場合に自力で何とかする
「壊れることなく動いているから」と言う理由で使い続けていたらそうなってしまった、という場合もあるでしょう。そういった場合弊社では買い替えることを一番に推奨します。しかしいろいろな事情があって最新のWindows10、Windows Server、Office 2019などに移行できない場合も多いかもしれません。「最新だとシステムが動かない」「現在のシステムを分かる人、業者が存在しない」ですとか「予算の都合」などです。
その場合は以下の方法などをお試しください。いずれの方法にしても基本的に対応すべき個所を探し出して一つ一つ対応していく地道な作業が必要になります。
使わない方法を模索する
絶対に元号を使った表示が必要、と言うケースは少ないのではないでしょうか。元号表示を使わない、と言うのも手です。一般的にコンピュータ内では日時を数値で持っており「タイムゾーン(世界のどこの時刻で表示するか?)」と「日時の表示形式」を指定することで画面に表示しています。元号を使って表示するのは基本的に「表示上の問題」ですので使わないで済む方法があるのであればそれが一番良いかもしれません。
手動で修正する
PDFでは難しいのですがWord、Excelなどを利用している場合は手動でパソコン上で修正することが可能ですね。また印刷物の場合は改元用のハンコなども発売されているようですね。
Office製品の場合「マクロを利用する」
手動で修正が頻繁になる場合は「改元用のマクロを自作」ことも可能です。要するに2019年5月1日以降は「令和」を使うようにプログラミングするのです。しかしこの方法は若干のスキルが必要です。
↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓
どうしても上手くいかない時は
インターネットで検索して色々な方法を試してみたけどうまくいかない…
とげおネットまで
お気軽にご相談ください!!
電話・メールフォームから
お問い合わせください!
▼ ▼ ▼
とげおネットでは
出張サポートにて
お力になれます!
インターネットで検索して色々な方法を試してみたけど上手くいかない場合はとげおネットまでお気軽にご相談ください。出張サポートにてお力になることが可能です。
まとめ
「令和」が始まる日までもうあまり時間がありませんが、影響がありそうな場合システム改修をするにも時間がかかりますので、早めの対応の判断をしていくのが良いかと思います。率直に言って業務システムの場合社内での対応は難しく、また古いシステムの場合外注も難しい(断られてしまう)ケースが多いと思われます。
これを機にクラウドなどの最新サービスに切り替えていくことを検討されてもよいでしょう。弊社は通常のパソコンの移行だけではなく古い業務システムの移行も手掛けていますので改元対応でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。