当サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています

Windows10 月例アップデート(セキュリティ更新プログラム) の確認・変更・削除方法

パソコントラブル出張相談受付中! TEL:050-6877-6115

時間外はフォームから!

アイキャッチ

Microsoftから毎月配布される、月例アップデート(セキュリティ更新プログラム)は、Windowsシステムの安全性において非常に重要です。

ですが自分のPCにどのようにアップデートが適用されているかわからず、お困りの方も多いかと思います。

この記事ではWindows10での、月例アップデートの各種設定について図解入りで解説します。

  • 月例アップデートがPCに適用されているか確認するやり方
  • すでに適用された月例アップデートの削除方法
  • アップデート自動更新の停止方法

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

モバイル用
Video広告

月例アップデート(セキュリティ更新プログラム)とは

Windowsの定期的なアップデートには、以下の2種類があります。

  • Feature Update・・・半年に一度(春・秋)の機能更新プログラム
  • Security Update・・・月例アップデート(セキュリティ更新プログラム、品質更新プログラム)

Windowsは初期設定で、Microsoftからアップデートが配布されるとネット経由でPCにダウンロードし、自動的にシステムを更新するようになっています。

月例アップデートの配布日は、毎月第2水曜日(米国時間の第2火曜日)です。脆弱性に迅速に対応するため、この日以外に細かなセキュリティパッチが配布される場合もあります。

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

月例アップデートに関するPCの設定・確認方法

月例アップデートについてのWindows設定でチェックしておきたいのは、以下の3点です。

  1. 月例アップデートの適用を確認する方法
  2. すでに適用された月例アップデートを削除する方法
  3. アップデートの自動更新を止める方法

いずれも「Windows Update」に関する画面から設定をおこないます。

1.月例アップデートの適用を確認する方法

適用するPCの状態により、配布されたアップデートを正常にインストールできていない場合があります。

配布されたアップデートが自分のパソコンに適用(インストール)されているか、確認するやり方についてご紹介します。

■確認の手順

画面右下のWindowsマーク(旗アイコン)から[設定](歯車アイコン)を選択します。

Windows 設定

「Windowsの設定」画面が開きます。[更新とセキュリティ]を選択します。

Windows 設定 更新とセキュリティ

画面左側から[Windows Update]を選択し、表示された画面右側から[更新の履歴を表示する]をクリックします。

Windows 更新とセキュリティ Windows Update

アップデートの履歴が表示されます。このうち月例アップデートに関するものは「品質更新プログラム」です。

Windows 更新 成功:新規キャプチャ

インストールが成功しているかどうかは、各プログラムのメッセージを見ます。

  • 正しくインストールされました・・・インストールが成功しています。
  • yyyy/mm/dd(日付)で実行した前回のインストールが失敗しました・・・まだインストールされていない状況です。
Windows 更新 失敗

更新に失敗したときのメッセージ

通常「インストールに失敗しました」と表示がある場合には再度、自動更新がかかります。

■インストールに失敗したアップデートを適用する手順

いますぐアップデートを適用したい場合には画面左上の矢印(←)を押し、ひとつ前の画面に戻ります。

Windows Update 失敗

「更新が失敗しました」というメッセージと、失敗の理由が表示されています。上記画像の場合、エラーの原因は「一時的な空き領域がもっと必要」です。

不要なデータを削除しディスクに空きを作ってから、メッセージの下にある[問題の修正]ボタンを押せば、アップデートの適用が始まります。

「最新の状態です」というメッセージが表示されれば、アップデートの適用が終わっています。

Windows Update 完了

▼エラーメッセージへの対応方法は、原因によりさまざまです。下記の記事に対応方法をまとめましたので、参考になさってください。

WindowsUpdateが失敗したときの解決方法
Windows10のWindowsUpdateはエラーで失敗することがあります。この記事では準備と対応方法をまとめました。
WindowsUpdateが上手く行かない時に手動でリセットする方法
WindowsUpdateは色々な理由で失敗してしまうことがあります。どうしても上手くいかず手動で何とかしないといけないこともあります。その時はこちらのページを参考に以下の方法をお試しください。

2.不具合などでインストール済みのアップデートを削除する方法

月例アップデートを適用してPCに不具合が生じた場合には、個別にアップデートの削除が可能です。

■削除手順

アップデートの確認に利用した「更新の履歴を表示する」画面に移動します。

(閉じてしまった場合には、Windowsアイコン→[設定]→[更新とセキュリティ]→画面左[Windows Update]→画面右[更新の履歴を表示する])

Windows 更新とセキュリティ Windows Update

Windows アップデート 履歴

[更新プログラムをアンインストールする]をクリックすると、下記の画面が表示されます。

Windows Update 削除

削除したい更新を右クリックし[アンインストール]を選択します。

■参考:回復オプション

「更新プログラムをアンインストールする」の下に表示されている「回復オプション」は、半年に一度の機能更新プログラム(Feature Update)を削除したい場合に利用可能です。

ただし削除できるのは、更新後10日未満の場合のみなのでご注意ください。

3.アップデートの自動更新を止める方法

アップデートの内容を確認してから手動で適用したい場合、自動更新を一時的に止めることも可能です。

■更新を一時的に止める手順

「Windows Update」画面左側[詳細オプション]を選択します。

(閉じてしまった場合には、Windowsアイコン→[設定]→[更新とセキュリティ]→画面左[Windows Update]→画面右[詳細オプション])

Windows Update 詳細オプション

次画面「更新の一時停止」から、「この日まで適用を止めたい」日付を選択してください。最大35日間延長が可能です。

Windows Update 更新の一時停止 日付

期間を再度延長する場合、それまでのアップデートを適用する必要がありますのでご注意ください。Windows Updateを遅らせる方法に関しましては以下のページにもまとめてありますのでご参考ください。

Windows10 Updateの自動アップデートを遅らせてパソコンの不具合を防ぐ設定方法
2019年春の大型アップデート(バージョン1903)以降、こちらの方法は無効となりました。代わりに以下のページをご参考ください。 なおWindows10では会社組織などでWindows Updateを制御(WSUS機能:Windows Se...
WindowsUpdateを先延ばしする方法(※停止はできません)
Windows Updateは2019年から、一時的に延期可能になりました。すぐにWindows Updateを当てないようにするだけで未然にトラブルを防げます。本記事ではWindows Updateを先延ばしする手順について詳しく解説します
月例アップデートには、PCのセキュリティ確保のうえで重要な修正が含まれている場合があります。自動更新を止めたときには、必ず手動で更新をおこなうことをお勧めいたします。

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

参考:企業でのアップデート配信にはWindows Update Services(WSUS)

通常Windows Updateは、Microsoftのサーバーから配信され、各PCでダウンロード・適用します。

しかし企業の場合にはWSUS(ダブルサス、Windows Update Services)というシステムを導入し、社内にアップデート配信用のサーバーを置いて社内の各PCに適用することも可能です

WSUSには以下のようなメリットがあります。

  • 社内PCのWindows Update適用状況を、システム管理者がまとめて把握できる
  • 月例アップデート配信日の第2水曜日にも、ネットワークが遅くならない(端末数が多い場合)

利用するには、社内端末のWindows OSはPro版であることが必須条件です。

またWSUSはActive Directoryの導入を前提として設計されています。Active Directoryの設定はかなり専門的になりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

WSUSについては以下のページで紹介しています。

WindowsUpdateを管理したい!WSUSという選択
企業や組織がWindowsUpdateを適用するうえで注意すべき点を解決する方法にWSUSの導入があります。しかしWSUSの運用にも注意点があるため、WSUSの実用に基づいた情報を紹介しています。

Active Directoryに関しましては以下のページでも紹介しています。

会社のPCを一元管理する「ActiveDirectory」とは?
社内のパソコンの台数が増えると管理がとても大変になります。セキュリティも心配ですし、1台1台見て回るというのも限界があります。 Microsoft社はPCを一括管理するための仕組み「Active Directory」という仕組みが用意されて...

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

どうしても上手くいかない時は

インターネットで検索して色々な方法を試してみたけどうまくいかない…

うまくいかない人

とげおネットまで
お気軽にご相談ください!!

電話・メールフォームから
お問い合わせください!
▼ ▼ ▼

とげおネットでは
出張サポートにて
お力になれます!

 

パソコントラブル出張相談受付中! TEL:050-6877-6115

時間外はフォームから!

インターネットで検索して色々な方法を試してみたけど上手くいかない場合はとげおネットまでお気軽にご相談ください。出張サポートにてお力になることが可能です。

    お問い合わせいただくにあたってプライバシーポリシーの確認と同意をお願い致します。

    お問い合わせいただいた内容に関しまして社内で確認の上、担当者から連絡させていただきます。連絡までお待ちいただければ幸いです。

    まとめ:セキュリティ確保に必要な月例アップデート

    パソコン上での、月例アップデートの適用について解説しました。

    月例アップデートの内容は、おもにWindowsの脆弱性に対応するものです。確実に適用されているか、定期的に確認してみましょう。

    なんらかの事情により適用されていない場合にはエラーを解消し、正常にインストールできるよう調整する必要があります。

    企業の場合にはWSUSを導入することで、システム管理者が社内端末のアップデート適用状況をまとめて確認可能です。

    関連記事

    土日祝日受付可能

    電話 05068776115受付可能時間9:00~23:00

    受付可能時間9:00~23:00 土日祝日受付可能

    24時間受付WEBから相談する24時間受付WEBから相談する