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OneDriveでファイルが同期されない!原因と対策

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OneDriveでファイル同期されない!原因と対策
OneDriveでファイル同期されない!原因と対策

GoogleDrive・OneDrive・Dropboxをはじめとするクラウドストレージは、手軽に大きなデータ保存環境が使えるようになるため、利用場面が増えています。複数のPCやスマホ・タブレットなど、機種間にまたがったデータ参照や、アプリケーションによっては同時ファイル編集の機能をサポートするなど、クラウドストレージ独自の便利機能を活用しているケースもあるでしょう。

2025年10月にWindows10サポート終に向けて、アップデート前のバックアップや新機器へのデータ移行としてOneDriveを使うことを検討されている方もいるかもしれません。Windows11ではMicrosoftアカウントとの連携がよりシームレスに行われるため、Windows作業環境の保存スペース・バックアップとして、OneDriveを特に有効に活用することができます。

一方、OneDriveにはトラブルが多い印象があります。その中でもよく発生する現象として「ファイルが同期されない」です。

本記事では「なぜファイル同期されないのか」の点に着目し、いくつか考えられる原因の切り分けと対処方法についてご紹介します。現在同じような事象でお悩みの方の解決となれば幸いです。

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OneDriveが同期されない原因を切り分ける(基本編)

OneDriveが同期されない原因には複数考えられるため、まずは切り分けを進めて適切な原因を突き止める必要があります。場合によってはOneDriveではない根本的な機器側やネットワーク側の問題である可能性もあります。適切なトラブルシュート先を絞り込めるように確認をしていきましょう。

ネットワーク・インターネットに接続されていることを確認する

かなり基本的なことかもしれませんが、まずネットワークにつながっている・インターネットにつながっていることを確認しましょう。

インターネットにつながっているかどうかは、ブラウザ上で検索ページを開き、ニュースや天気予報を確認し、ページが開き、本日の内容になっているかどうかで確認するなどしてください。

有線LAN接続だと切断されていることが比較的わかりやすいですが、無線の場合にはいくつかのパターンが考えられます

  • 無線アンテナがOFFになっておりそもそもつながっていない→アンテナをONにする
  • 適切なSSIDに接続されておらず無線接続が成立していない→適切なSSIDに接続する
  • 無線接続できているが、インターネットに出ることが出来ない→(やや切り分けが難しい)

無線は接続できているがインターネットに出られないケースも、複数の原因が考えられるため詳しく調べる必要がありますが、もっとも早い解決策としては、WiFiルーターの再起動することです(必要に応じて接続されているハブ、そしてPCも再起動するとより確実です)。もしルーターの再起動を任意に実施できる環境であれば、試してみてください。

必要に応じて以下の記事も参考にしてみてください。

「インターネット接続なし セキュリティ保護あり」とは?原因と対応方法
WiFi接続において、PC~無線LANルータ間の接続は正常なものの、無線LANルータより先のネットワークやインターネットに接続できないときに表示されるメッセージ「インターネット接続なし セキュリティ保護あり」が発生する状況と、それを解消する方法について説明しています。
インターネットが突然切れて繋がらない!原因の切り分けと解決方法
インターネットがつながらない原因は多岐にわたります。そこでIT初心者の方でもできる解決手順をケース別に解説していきます。まずは冷静に状況を確認しましょう。関連記事と合わせてご参考ください。

インターネットに安定して接続できていることを確認する

インターネットに接続できていても、回線が不安定な場合は同期に失敗することがあります。

インターネットの接続が不安定になる現象にもいくつか原因が考えられます

  • モバイルWiFiやテザリングで速度制限が発生→他の接続方法を検討する
  • 他のアプリケーションやソフトウェアなどの処理により機器の処理速度が低下→一時的に他アプリやソフトの利用を止めて様子を見る
  • 機器自体の動作不安定が発生→機器を再起動してみる、ウイルスチェックの実施
  • インターネット回線側の障害や遅延→回線業者やプロバイダーの障害情報を確認する

インターネット回線側の遅延は、たとえば毎月のWindowsUpdate実施日(毎月第2水曜日)にアクセスが集中し、回線速度が一時的に下がり、不安定になる場合があります。そのような場合は、別の回線契約や接続方法を持っているのであれば代替ことはできますが、他の接続手段がない場合は、混雑が解消するまで待つ必要があります。

WindowsUpdateを実施しOSを最新化する

在庫となっていたなど一定期間PCを起動していなかった場合、最新化を行う必要がある場合もあります。WindowsUpdateを使いアップデートを実施してみてください。長い期間アップデートしていないと複数回のアップデートの実施が必要となる場合もありますので「最新の状態です」となるまで繰り返し実施しましょう。

動作不良の解決以外にも、セキュリティ対策として常にOSは最新化することを強くお勧めします。

OneDriveのアプリも存在しますがインターネットにつながっていれば自動的に最新化されます。

PC側に十分な空き容量があるか確認、空き容量10%未満なら不要ファイルを消し空き容量を確保

同期をとる場合に、PCに十分な空き容量が無いと最新ファイルが取得できない場合があります。デフォルトではOneDrive用のフォルダ(オフラインフォルダ)はCドライブ内に割り当てられます。一方、Cドライブはブラウザからのキャッシュファイルやダウンロード、WindowsUpdateの更新データなどで普通に使い続けていくと空き容量がどんどんひっ迫していきます。

定期的にCドライブ容量を確認しましょう。残り空き容量が10%になると容量のグラフが赤色に変わりますので、不要なファイルを削減するなどして、空き容量は最低でも10%以上は確保することをおすすめします。

ディスク空き容量が10%以下だとグラフが赤くなる

ディスク空き容量が10%以下だとグラフが赤くなる

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OneDriveが同期されない原因を切り分ける(OneDrive側設定編)

ここまではOneDriveの設定等に依存しない、基本的なPC状況の確認ですので、その段階で解決できればよいのですが、手元のPCやネットワーク自体が正常で、なお同期が正常に行われないケースも考えられます。

ここではOneDrive側の設定や動作において解決できる方法が無いかを切り分けていきましょう。

容量が契約上限を超過している→契約を変更する・不要ファイルを削除する

最もよくあるケースとしては、OneDrive側の空き容量がなくなり、それ以上同期ができないケースです。

このケースでは、OneDrive側からもアラートが出てくると思いますが、動画ファイルや大きなディスクイメージ(isoファイルなど)をアップロードした場合、一気に上限に達してしまい、容量不足であることをすぐに気づけないケースもあるかもしれません。

OneDriveの空き容量が不足している時(イメージ図)

OneDriveの空き容量が不足している時(イメージ図)

対策としては、以下があります。

  • OneDriveで「追加のストレージを取得」して保存可能な容量を増やす。
  • ブラウザ版OneDrive上で不要ファイルを削除する

追加のストレージを取得をすれば、最小で200GB(約260円/月~)から容量を追加することが可能です。もっとも簡単に対処できる方法ではありますが、当然ながら追加の料金がかかります。

ストレージを追加する手続きは比較的簡単ですが、コスト面などの問題からOneDriveの契約自体を小さくしたい(元に戻したい)という時は、少々ルールや手続きが面倒なので、ストレージの追加は恒久的に必要な容量増加である場合のみ実施することをおすすめします。
また、Microsoft365の契約をすると自動でOneDriveが1TBプランにアップグレードするなどのケースもありますので、契約そのものの見直しをするのも良いかもしれません。

シンプルに容量を空ける場合は、ブラウザ版OneDrive上で不要なファイルを削除してください。

通常のエクスプローラー上でOneDrive同期対象ファイルを削除しても、他にも同期端末があると完全に削除できない可能性があります。

また、ブラウザ版OneDrive上で削除したファイルは、ローカル上からも削除されてしまいます。OneDrive上だけ削除し、手元に残しておきたいファイルであれば、必ず先に別の保存場所へコピー(退避)しておくようにしてください

OneDriveの機能が停止している→再起動またはOneDriveアプリの再インストール

タスクトレイのOneDriveアイコン

タスクトレイのOneDriveアイコン

OneDriveが正常に動作していると、右下のタスクトレイにアイコンが表示されています。もしOneDriveのアイコンが無い場合は、OneDriveの機能が停止している可能性があるため、PCを再起動して復活するかどうか、それでもOneDrive機能が復活しない場合はOneDriveアプリの再インストールを検討してください。

また、アイコンに×印や警告マークなど、見慣れないアイコンが出ている場合も注意してください。OneDriveアイコンをクリックすることで対処方法を確認できます。

OneDriveの認証失敗によるアカウントロック→時間経過の解除かパスワードリセットを行う

ログインに一定時間内で繰り返し失敗した場合、アカウントロックされOneDriveへアクセスできなくなっている可能性があります。

アカウントロックは、通常は一定時間(数分~数十分)経過すると自然回復するとされています。
しかし、状況によってはアカウントロックが長時間維持するケースもあるため、その場合はパスワードリセットを行う必要があります。パスワードリセットは、web版のOneDriveサイトMicrosoftアカウントログインページより「パスワードを忘れた場合」で手続きを行います。登録メールアドレスやSMSなどを利用したパスワードリセットが行われます。

パスワードを変更した後、複数のデバイスで利用している場合はそれぞれのデバイスで再ログインが必要となりますので注意しましょう。

現時点で他のファイルの同期が進行している→一定時間待つ

同期が現時点で進行している場合、他のファイルの同期が進行しているため、参照したいファイルの同期がまだ始まっていない可能性があります。同期の進行状況はOneDriveアプリなどで確認することも一応可能ですが、特定のファイルやフォルダを優先して同期は出来ないため、同期の完了を待つ必要があります。

同期にかかる時間は、OneDriveの保存対象となっているファイル数・ファイルサイズ・回線速度などに依存します。

ファイルサイズが大きすぎる場合は同期に時間がかかる、1ファイルで契約上限を超えるファイルの同期は不可能

通常のOfficeファイルや、数十MB程度のサイズであればほとんど問題になることはありませんが、動画ファイルなど数GB以上あるファイルは、そもそも参照元となるクラウド側の反映が遅れる場合があります。

OneDriveの仕様として1ファイルの最大サイズが250GBとなっていますが、ほとんどの場合この制限に引っ掛かることはないでしょう。ただし、契約しているOneDrive容量を超えるファイルのアップロード・同期は出来ません。例えば5GBプランなら1ファイルで5GBを超えるファイルは同期の対象とならない点に注意してください。

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    さいごに

    OneDriveで同期ができない場合は、様々な理由が考えられます。切り分けをして原因を絞り込み、適切な対応を行う必要があります。

    もし解決が難しい場合や、安定したOneDrive運用ができないなどお困りの際は、とげおネットまでご相談くださいませ。

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