【サポート事例】故障して接続できないNAS Buffalo LinkStationからデータを取り出して復旧するまで

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弊社で以前導入させていただいたお客様のBuffalo社のNAS、NAS(Buffalo社製LinkStation LS220D0202G)で障害が発生しました。その記録を公開します。似たような現象でお困りならお気軽にお問い合わせください。

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Buffalo社、LinkStationで構築した共有サーバにアクセスできなくなる現象が発生

リンクステーションが、共有データにアクセス出来たりできなかったりと非常に不安定になりWeb管理画面には全くアクセスすることが出来ず、詳しい状況が確認できない状態になりました。まだ購入してから1年半ほどしか経っておらず修復を試みることになりました。一般的にNASの寿命は5年程度ですのでちょっと不運でした。

まずはデータを取り出す、これさえしておけばまずは安心

訪問時、何とかアクセスできる状況だったのでその場で出来うるだけのデータを引っ張り出し他のパソコンに一時的にデータを移したうえで、LinkStationをお預かりしました。データを取り出した後しばらくすると完全にデータにアクセスが出来なくなり非常に危ない状態でした。メーカーに修理してもらう場合もデータについては保証されないためデータを取り出すことが必要です。今回は幸運でした。データを取り出せない場合データ復旧を試すことになります。

現象の確認と原因の切り分け

まず現象の確認

自社に戻り、ネットワークに接続するも、共有データを見ることは出来ず、Buffalo社のNAS管理ソフト(NAS Navigator2)からでも見ることが出来ない状態でした。また何かが引っかかっているような「カッコンカッコン」という異音がしています。HDDが壊れたのでしょうか。

そのうちLinkStationのランプが数十分間隔くらいで赤の点灯か青の点滅を繰り返すようになりました。データにもWeb管理画面にも全くアクセスできません。

製造元にも確認してみる

Buffaloの技術サポートにも電話して状況を伝えてみたところ「内部基盤が壊れた可能性がある。修理が必要です」とのことでしたがもう少し検証してみます。

ハードディスクを筐体から外してパソコンに繋いでみる

2つのハードディスクで構成された機種なので、1台ずつハードディスクを外してパソコンに繋いでみました。マニュアルを見ればハードディスクは簡単に外せます。

ハードディスクをパソコンにつなぐときに使ったアダプタはこちら。HDD1は何とかパソコンから認識しましたが残念ながら、HDD2はうんともすんとも言わない状態でした。Buffaloサポートが言う通り内部基盤が壊れてしまった可能性もあると思いますがHDD2が壊れてしまった可能性が濃厚です。

HDD2を交換してみる

ダメもとでHDD2を交換してみることとします。Buffalo社から交換用のハードディスクが販売されていますが使われていたのは東芝製のHDD。同じものを購入することとしました。

アタッチメントを付け替えてHDD2を交換します。


そしてスイッチを入れたところすぐにNASにつながりました。

共有データも正常にアクセス可能でした。内部基盤ではなくHDD2の故障だったようです。RAIDの状態を見ると「デグレード中(故障中の動作モード)」となっています。

Web管理画面にも問題なくアクセスできるようになりました。新しいハードディスクはそれこそまっさらなのでHDDの状態を見ると「未フォーマット」となっています。RAIDの再構築を実行すると「RAID」構成の状態が再構築中(リビルド中)に代わりました。

翌朝、再度確認するとRAIDの再構築も終了したようで正常状態に戻りました。

まとめ

NASもIT機器の一種なので残念ながら壊れることがあります。一般的に寿命は5年程度で1年半程度で壊れてしまったことは非常に不運でしたがデータが問題なく取り出せたことと比較的簡単に修復できたことは幸運でした。

重要なデータをNASで共有しているケースが多いと思います。複数のハードディスクを使って1台のハードディスクが壊れてもデータが守られるように設定できるNASも多いですが壊れる時は壊れてしまいます。バックアップはきちんと取っておきましょう。弊社では社内サーバ/NASの設置や管理をしております。設置や管理でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

こちらの記事はあくまで弊社のサポートでの事例ですので全てのLinkStationの故障がこの記事と同じ方法で復旧するわけではありませんのでお気を付けください。

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