当サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています

【サポート事例】故障して接続できないNAS Buffalo LinkStationからデータを取り出して復旧するまで

パソコントラブル出張相談受付中! TEL:050-6877-6115

時間外はフォームから!

【サポート事例】故障して接続できないNAS Buffalo LinkStationからデータを取り出して復旧するまで

弊社で以前導入させていただいたお客様のBuffalo社のNAS、NAS(Buffalo社製LinkStation LS220D0202G)で障害が発生しました。その記録を公開します。

パソコンと違ってRAIDを構築していたりする場合、下手にいじってしまうとデータが飛んでしまう危険もあります。自力で復旧しようとせず同じような状況に陥ってお困りの方は電話やフォームからお気軽にご連絡ください。

もちろん最初から以下のようなデータ復旧の専門業者にお願いする方法もありますがその前にご自身で出来ることもありますのでご参考ください。

データ復旧.com【デジタルデータリカバリー】|復旧率95.2%のデータ復旧・復元サービス
データ復旧.comは、14年連続データ復旧国内売上No.1。365日年中無休・最短即日復旧可能。トップエンジニアによる初期診断無料!累計413,491件のご相談実績、官公庁や上場企業の実績多数!HDD(ハードディスク)、RAID、NAS、サ...

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

モバイル用
Video広告

Buffalo社、LinkStationで構築した共有サーバにアクセスできなくなる現象が発生

リンクステーションが、共有データにアクセス出来たりできなかったりと非常に不安定になりWeb管理画面には全くアクセスすることが出来ず、前面の点灯ランプは正常を示す白色(以上が発生すると黄色や赤色になります)でしたが明らかに挙動がおかしく詳しい状況が確認できない状態になりました。まだ購入してから1年半ほどしか経っておらず修復を試みることになりました。一般的にNASの寿命は5年程度ですのでちょっと不運でした。

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

まずはデータを取り出す、これさえしておけばまずは安心

訪問時、何とかアクセスできる状況だったのでその場で出来うるだけのデータを引っ張り出し他のパソコンに一時的にデータを移したうえで、LinkStationをお預かりしました。データを取り出した後しばらくすると完全にデータにアクセスが出来なくなり非常に危ない状態でした。メーカーに修理してもらう場合もデータについては保証されないためデータを取り出すことが必要です。今回は幸運でした。データを取り出せない場合データ復旧を試すことになります。

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

現象の確認と原因の切り分け

まず現象の確認

自社に戻り、ネットワークに接続するも、共有データを見ることは出来ず、Buffalo社のNAS管理ソフト(NAS Navigator2)からでも見ることが出来ない状態でした。また何かが引っかかっているような「カッコンカッコン」という異音がしています。HDDが壊れたのでしょうか。
NAS管理ソフト(NAS Navigator2)の画面

そのうちLinkStationのランプが数十分間隔くらいで赤の点灯か青の点滅を繰り返すようになりました。データにもWeb管理画面にも全くアクセスできません。
LinkStation

製造元にも確認してみる

Buffaloの技術サポートにも電話して状況を伝えてみたところ「内部基盤が壊れた可能性がある。修理が必要です」とのことでしたがもう少し検証してみます。

ハードディスクを筐体から外してパソコンに繋いでみる

2つのハードディスクで構成された機種なので、1台ずつハードディスクを外してパソコンに繋いでみました。マニュアルを見ればハードディスクは簡単に外せます。
ハードディスクを外している

ハードディスクをパソコンにつなぐときに使ったアダプタはこちら。HDD1は何とかパソコンから認識しましたが残念ながら、HDD2はうんともすんとも言わない状態でした。Buffaloサポートが言う通り内部基盤が壊れてしまった可能性もあると思いますがHDD2が壊れてしまった可能性が濃厚です。
パソコンの画面

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

HDD2を交換してみる

ダメもとでHDD2を交換してみることとします。Buffalo社から交換用のハードディスクが販売されていますが使われていたのは東芝製のHDD。同じものを購入することとしました。
東芝製のHDD

アタッチメントを付け替えてHDD2を交換します。
HDDを付け替えている
HDDを付け替えている
HDDを付け替えている

そしてスイッチを入れたところすぐにNASにつながりました。
NAS管理ソフト(NAS Navigator2)の画面

共有データも正常にアクセス可能でした。内部基盤ではなくHDD2の故障だったようです。RAIDの状態を見ると「デグレード中(故障中の動作モード)」となっています。
RAIDの状態を確認する画面

Web管理画面にも問題なくアクセスできるようになりました。新しいハードディスクはそれこそまっさらなのでHDDの状態を見ると「未フォーマット」となっています。RAIDの再構築を実行すると「RAID」構成の状態が再構築中(リビルド中)に代わりました。
RAIDの状態を確認する画面

翌朝、再度確認するとRAIDの再構築も終了したようで正常状態に戻りました。
RAIDの状態を確認する画面

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

HDDが完全に壊れてしまった場合は

NASもIT機器の一種なので残念ながら壊れることがあります。一般的に寿命は5年程度で1年半程度で壊れてしまったことは非常に不運でしたがRAID1でデータをミラーリングしておりデータが問題なく取り出せたことと比較的簡単に修復できたことは幸運でした。

今回は1つのディスクだけが壊れてしまった状態でしたので何とかなりましたがもし2つのディスクが壊れてしまった場合は以下のようなデータ復旧の専門業者にお願いしないといけないかもしれません。「エラーが発生しているけど動いているからまぁいいか」と思っていたりすると完全に壊れてしまうことも多いのでその前に対応することにしましょう。

データ復旧.com【デジタルデータリカバリー】|復旧率95.2%のデータ復旧・復元サービス
データ復旧.comは、14年連続データ復旧国内売上No.1。365日年中無休・最短即日復旧可能。トップエンジニアによる初期診断無料!累計413,491件のご相談実績、官公庁や上場企業の実績多数!HDD(ハードディスク)、RAID、NAS、サ...

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

Buffalo製NAS、LinkStation/Terastaionの自力での復旧まとめ

重要なデータをNASで共有しているケースが多いと思います。複数のハードディスクを使って1台のハードディスクが壊れてもデータが守られるように設定できるNASも多いですが壊れる時は壊れてしまいます。バックアップはきちんと取っておきましょう。弊社では社内サーバ/NASの設置や管理をしております。設置や管理でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

こちらの記事はあくまで弊社のサポートでの事例ですので全てのLinkStationの故障がこの記事と同じ方法で復旧するわけではありませんのでお気を付けください。

データ取り出し、復旧関連記事

故障した各種機器からのデータ取り出し、復旧作業については以下のページもご参考ください。

故障したHDD/SSDからデータを取り出したい!自力で復旧できるか判断する方法
急にパソコンのHDDが故障してしまった、データのバックアップを取っていない。そんな時に故障したHDDからデータを取り出したいときに、自力でデータ復元するか専門業者に依頼すべきか判断する方法をまとめました
Windowsが起動しない!データが取り出せる?確認する方法
Windows10パソコンの調子が悪くなったことがありませんか。それは故障の前兆かもしれません。必要ばデータがある場合、早めにバックアップを取りましょう。この記事ではWindowsの起動状態からパソコンのデータを取り出す方法をまとめました。
【故障】Windowsが起動しないPCのデータを取り出し、別のPCに移行する方法
Windowsが起動しないパソコンからデータを取り出して別のPCに移行した作業を紹介します。実際にはパソコンの壊れ方によって必要な作業は色々なパターンがあります。ご参考いただければ幸いです。
外付けHDDやUSBメモリが認識しない!データが見れない時の対応方法
USBメモリが認識しない原因と基本的な対処方法について紹介しています。やむを得ずフォーマットをしてしまう前に、もう一度本記事を参考に復旧の可能性を検討してください。

その他、ファイルサーバ、NASにアクセスできない現象の関連記事

その他、ファイルサーバ、NASにアクセスできない場合以下の記事も併せてご確認下さい。

【まとめ】WindowsPCから共有フォルダにアクセスできない時の対処法
WindowsPCから共有フォルダにアクセスできない事象について、過去のWeb記事も踏まえたまとめとして紹介しています。原因追及の切り分け判断にぜひご活用ください。
共有ファイルに接続しようとすると「資格情報の入力」?対処方法は?
TEL:050-6877-6115 Windows10で共有ファイルに接続しようとすると、「ネットワーク資格情報の入力」を求められることがあります。このポップアップメニューが表示される場合の対処法をまとめました。
Windows10,11から共有フォルダが見えない時の確認点(SMBv1の設定)
Windows10のアップデート後に、社内の共有フォルダが見れなくなった(NASにアクセスできなくなった)というお問い合わせをよくいただきます。原因は様々ですが、多くのケースでSMBの設定が原因となっています。もし同様のトラブルに遭遇した際は、こちらの設定を確認してみてください
複合機プリンターからスキャンできない!Windowsの設定で確認すべきポイント
複合機プリンターで印刷できるのに、スキャンが出来なくなったことがありませんか。この場合複合機が原因ではなくWindows10の設定に原因がある事が多いです。Windows10の設定を変更することで、スキャン機能を回復する方法をまとめました。
Windows同期センターのオフラインファイル使用には注意が必要!!
Windowsの「オフラインファイル機能」は、ネットワーク接続できない場所でも共有ファイルを編集できる、便利な機能です。しかしこの機能が原因で、トラブルが発生する場合もあります。オフラインファイル機能を無効にする方法を、図解入りで解説します。

弊社のファイルサーバ、NASに関わるサポート事例

サポート報告 NASクラッシュのフォロー
某専門商社様へサポートのお伺い 先月NAS(共有用のHDD)がクラッシュしてしまったお客様。 バックアップには大方のデータが残っていましたが 直近のバックアップが失敗していた上に復旧していたデータも一部欠損していました。 なるべく多くのデー...
新規お客様のサポート(NASの入れ替え、データ移行、VPNの設定)
先日、社内環境調査(詳しくはこちらをご覧ください)を行った会社へ再度サポート訪問。今回はNASの入れ替え作業とVPNの設定がメインの作業となりました。 NASの入れ替え(移行)設定作業 新しいNASに共有フォルダを作成し、ユーザ作成と各フォ...
古くなった社内サーバの入れ替えサポート【Windows Server 2003 サポート終了】
今回のサポート報告は、某法律事務所のサーバ入れ替え作業です。 こちらのサーバは既に6年以上も使っており、Cドライブの容量が足りなくなってきたことと、OSのバージョンも古くなっていたので、新しいサーバに取り替えることになりました。 Windo...
【社内ファイル共有】法人向けNAS新規設定(入れ替え)サポートとデータ移行
今回のITサポート報告は、古くなったNASの入れ替え作業です。こちらの会社のNASは、5年ほど前に弊社で設置したもので、データ容量的に厳しくなってきたので、新しいNASに入れ替えることになりました。 そもそも「NAS」って何? NAS(ナス...
【NASの修理】IODATAのLANDISKが故障!!HDDを交換して復旧するまでを公開/サポート事例
お客様のI-ODATA社のNAS、LANDISKで障害が発生しました。復旧するまでの記録を公開します。共有フォルダーとしてデータの共有をしていたNASです。内蔵HDDハードディスクを交換してデータを復旧する作業手順、設定方法をお伝えいたします。
【サポート事例】故障して接続できないNAS Buffalo LinkStationからデータを取り出して復旧するまで
弊社で以前導入させていただいたお客様のBuffalo社のNAS、NAS(Buffalo社製LinkStation LS220D0202G)で障害が発生しました。その記録を公開します。 パソコンと違ってRAIDを構築していたりする場合、下手に...

その他のサポート事例

とげおネットのその他のサポート事例に関しましては以下のページをご参考ください。

サポート事例
弊社が実際にサポートさせていただいたサポート事例の一覧になります。こちらに記載出来ていないサポート事案もたくさんございますので社内IT環境でお困りごとがございましたらお気軽にお問合せください。 ↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓ ...

↓PCトラブルなど社内IT環境にお困りなら↓

どうしてもうまくいかない時は

インターネットで検索して色々な方法を試してみたけどうまくいかない…

うまくいかない人

とげおネットまで
お気軽にご相談ください!!

電話・メールフォームから
お問い合わせください!
▼ ▼ ▼

とげおネットでは
出張サポートにて
お力になれます!