2021年6月24日、Microsoftから「Windows11」が発表されました。リリース時期は2021年後半の予定です。Windows11ではWindows10に比べ、主に画面のデザインやボタン・メニューの配置が大きく変わるとのこと。またAndroidアプリをWindows上で利用できるなど、新たな機能にも期待が高まります。
この記事ではWindows11の「無償アップグレード」について情報をお届けします。無償アップグレードを使えば従来のWindowsがインストールされたパソコンを、無料でWindows11にアップグレード可能です。
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無償アップグレードのリリース時期は策定中
(画像出典:Microsoft Corp.)
Microsoftのアナウンスによれば、Windows11へのアップグレード時期は「現在策定の最終段階」。
ほとんどのパソコンでは2022年前半、早ければ2021年後半に無償アップグレードを適用できる予定です。
ただし従来の無償アップグレードのように、すべてのPC向けに同時リリースされるわけではありません。実際どのようにリリースされるかは、今後明らかになる予定です。
参考リンク:新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft
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無償アップグレードを診断「PC正常性チェック」公開は一時撤回 → 2021年9月再度公開
いまお使いのPCで無償アップグレードが受けられるかどうかは、パソコンでMicrosoftが提供する「PC正常性チェック」アプリを実行すればわかります。
6月24日のWindows11発表と同時にリリースされた「PC正常性チェック」アプリですが、2021年7月現在、公開は一時撤回されています。アプリのリリース予定は2021年秋期の予定です。
2021年9月、再度公開されました。以下のMicrosoftのページ、「互換性の確認」の章からダウンロードください。
Microsoftからはアプリがリリースされるまで、アップグレードの可否は公式サイトに発表されている「システム要件」を参考にしてほしいとのアナウンスがありました。
ただしマイクロソフトは今秋までに条件を見直し、より多くのユーザーが無償アップグレードを受けられるよう検討している模様です。心配ならば、引き続き診断アプリのリリースを待っても大丈夫でしょう。
参考リンク:Windows 11 のシステム要件、機能、デバイスの要件について(マイクロソフト公式)
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PCメーカー各社でWindows11対応機種の発表が始まる
Windows11の発表を受けて、PCメーカー各社は現行機種のWindows11対応を検討し、特設ページや該当機種を発表しています。
[各メーカーのWindows対応]
メーカーのWindows11 対応ページ |
Windows11 対応機種 |
---|---|
NEC | 個人向けアップグレード動作確認一覧(Lavie) 法人向けはアナウンスのみ |
富士通 | アップグレード対象機種一覧 |
LENOVO | アップグレード対応の現行販売機種 |
Panasonic | アップグレード対象機種一覧 |
dynabook | 個人向けアップグレード対応機種一覧 法人向けは準備中 |
VAIO | アップグレード対象機種一覧 |
Acer | 無償アップグレード対象PC一覧 ※現在販売中のモデルのみ |
日本HP | Windows11公式のシステム要件を満たしたPC |
DELL | Windows11公式のシステム要件を満たしたPC |
各社とも現在発売中のモデルであれば、Windows11へのアップグレードは可能です。発売終了したモデルについてはメーカーの動作確認一覧を探すか、PC正常性チェックアプリのリリースを待って、診断しての確認をおすすめします。
またNECでは、法人向けにはWindows11のプリインストールモデルのほか、従来のWindows10について利用手段を提供するとアナウンスがありました。
パソコンがWindows11に対応していても、業務用のソフトウェアがWindows11に対応しておらず、引き続きWindows10を使いたいケースもよくあります。今までのWindows10に対応してくれるメーカーを押さえておくのも大事ですね。
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無償アップグレードへの対策は、早めに始めるのがおすすめ
今後気をつけたいのは、まだ発表されていない「無償アップグレード期間」についてです。
Windows8/8.1からWindows10へアップグレードの場合、公式にはWindows10がリリースされた2015年7月29日からの1年間が、無償アップグレード期間とアナウンスされていました。
2016年7月29日までに1度も無償アップグレードを実行していないパソコンは、それ以降に無償アップグレードを受けられないことになっていたのです。
実際のところはそれ以降も、Windows7/8/8.1のライセンスがあれば無償アップグレード可能だったのですが、今回のアップグレードでどう扱われるかは不明です。
とげおネットでも随時情報をキャッチアップしていきますが、無償アップグレードへの対応は早めに始めておくのがおすすめです。
過去に対応をおこなったWindows7から10への移行についてのブログ記事がありますので、よろしければ参考になさってください。
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まとめ
Windows11の無償アップグレードについて、現在発表されていることを中心にご紹介しました。
無償アップグレードの要件を満たしていても、お使いのPCによって、実際にアップグレードすると不具合が出たり、動作が非常に重くなったりするケースが多々あります。
もしお困りのことがありましたら、いつでもご連絡ください。