パソコンの調子が悪くなった時や万が一の時にパソコンをクリーンインストールしたり再インストールしておくためにUSBメモリやDVDでWindowsのインストールメディアを作っておきたい、という方は少なからずいらっしゃると思います。
一昔前はパソコンを購入したときにDVDなどでインストールメディアが付属していたのですが最近は付属していないケースが多く、また捨ててしまって手元にない、というケースも多いのではないでしょうか。
どうすればいいのか、途方に暮れてしまう場合も多いかもしれませんがWindowsのインストールメディアを作成するのは難しくありません。
この記事ではWindows10をマイクロソフト公式ページからダウンロードしてUSBメモリなどでWindowsのインストーラーを作成する方法をお知らせします。
「インストールディスク」や「起動ディスク」などとも呼ばれています。
インストールメディアがない状態からWindowsを初期化、クリーンインストールする方法は以下の記事で紹介しておりますので合わせてご参考ください。


☏電話で相談
050-6877-6115 ✉メールで相談
info@togeo.net
Windows10をダウンロードする
マイクロソフトの公式ページからWindowsをダウンロードします。Windowsのインストーラーは4GB以上のサイズがありますので1Gbps以上の速いインターネット回線につないでダウンロードされることをお勧めします。一昔前の100Mbpsのインターネット回線の場合ダウンロード完了まで相当の時間がかかる可能性があります。

インストールメディアとして用意するもの
以下のどちらかをインストール用ディスクとしてご準備ください。
・USBメモリ(8GB以上)
※8GB以上の容量があるメモリでないと書き込みできませんのでご注意ください。
・DVD-Rなどの光学メディア
以下のUSBメモリなどが便利です。
Windows10のインストールツールをダウンロードする
Microsoft社のWindows10のダウンロードページからダウンロードします。
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックする。
exeファイルを保存する
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックすると、「名前を付けて保存」の画面が表示されます。
お好きな場所に保存しましょう。
手順2.MediaCreationToolを起動する
保存した場所に「MediaCreationTool.exe」が保存されます。
「MediaCreationTool.exe」をダブルクリックしましょう。
手順3.アップグレード作業①
「MediaCreationTool.exe」をダブルクリックすると、「Windows10セットアップ」の画面が表示されます。
適用される通知とライセンス条項を確認し、「同意する」をクリックします。
☏電話で相談
050-6877-6115 ✉メールで相談
info@togeo.net
MediaCreationTool.exeを実行してインストールメディアを作成する
☏電話で相談
050-6877-6115 ✉メールで相談
info@togeo.net
インストールメディア作成の注意点
ダウンロードできるWindowsのバージョンは最新
マイクロソフトの公式サイトからダウンロードできるWindowsのバージョンはその時の最新版です。古いバージョンは基本的にダウンロードできません。
一度作成しても半期に一度の大型アップデートでインストールメディアも更新されます。最新のインストールメディアが必要な場合はおおよそ半年に1度作成し直す必要があります。
Windows10のバージョンに関しましては以下のページをご参考ください。各バージョンの公開日やサポート期限を一覧でまとめました。

古いバージョンのWindowsインストーラーをダウンロードする方法
検索すると古いバージョンをダウンロードする方法も出てきますが原則として非公式な方法ですので自己責任で行ってください。
どうしても特定のバージョンのインストーラーが必要な場合は手元にある古いバージョンのインストールメディアを大切に保存しておきましょう。
ISOファイルの中身をコピーするだけではダメ、ブートできません
ISOファイルをパソコンでマウントすると中身のフォルダやファイルが見れますがファイルをUSBメモリやDVD-Rにコピーするだけではインストールメディアにはなりませんのでご注意ください。パソコンの電源を入れたときに起動させる(ブートさせる)にはファイルのコピーではなく「ディスクイメージの書き込み」を行う必要があります。
WindowsのISOファイルを右クリックからマウントすると以下のようにWindowsのsetup.exeが見えます。
しかしこのインストーラーをフォルダごとコピーしても「インストールメディア」にはなりませんのでご注意ください。「インストーラー」と「インストールメディア」は別物です。
もちろん、Windowsを起動した状態でsetup.exeをダブルクリックして実行すると、Windowsの再インストールに進むことは出来ます。
CDやDVD、ブルーレイディスクの内容を丸ごと一つのファイルにまとめたものです。ISOという国際規格で方式が決まっているためISOファイルと呼ばれます。
☏電話で相談
050-6877-6115 ✉メールで相談
info@togeo.net
Windowsのインストールメディア作り方に関するまとめ
前述の通り、Windowsのインストールメディアが必要な場面は実は多くないです。しかし万一パソコンの故障の時に手元にあると素早くパソコンの復旧が可能になります。個人利用の場合は必要ないかもしれませんがWindowsの再インストールや復旧を頻繁に作業する可能性のある会社のシステム担当の方などは万一のためにあらかじめ用意しておかれることをお勧めいたします。
関連記事





