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Windows10でWindows updateが止まってしまい進まない時の対処法

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Windows10を使う以上は、Windows updateは避けて通れません。

スムーズに更新出来た時は、シャットダウンに時間がかかるな~という程度で気になりませんが、止まってしまって進まなくなってしまうと不安になってしまいますね。

このページではWindowsUpdate、更新プログラムのインストールが進まなくなってしまった時の原因と対応方法についてまとめましたのでご参考ください。

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更新が〇%に達したまま、インストールが終わらない!

進まないことがよく起こる状況、原因とは?

パソコンの使い方によってもトラブルがよく起こりがちなパソコンとそうでないパソコンは分かれます。以下に傾向を列挙します。

長期間更新していない場合失敗する可能性が上がる

Windows Updateは、セキュリティ向上や機能追加などを目的としています。

アップデートのタイミングは決まっており、基本的には月に1回、大型アップデートは年に1回です。
その他、攻撃されやすい脆弱性が見つかった場合など、急ぎで更新プログラムが配信されることもあります。

各パソコンは、インターネット経由で自動的にアップデートのデータをダウンロードするため、使用頻度が低い場合やオフラインでの作業ばかりという使い方であれば、アップデートのチャンスが無くなってしまいます。

アップデートは、ミルフィーユのように細かく積み重なっていくものです。
一つ下の層でのアップデートが上手くいっていない場合、次の層を重ねることができずにアップデートが止まってしまうことがあります。

また、アップデートの内容によっては、データサイズが大きくなります。
一気にアップデートをかけようとすると、パソコンが処理しきれず失敗するリスクも上がります。

「まさか、それくらいで…」と思うかもしれませんが、Windows Updateの日は、一定のエリアの通信に遅延を起こしてしまうこともあるくらいです。

Windows Updateを失敗させないためのコツは、マメにパソコンを立ち上げネットに繋いである程度の時間電源を入れたままにするか、手動で更新を促すことです。

アップデートが出来ていないパソコンは脆弱性を抱えたままで危険度が増し、極端に言えば「使ってはいけないパソコン」となってしまいますので、パソコンを長く使うためにも定期的なアップデートのチェックは習慣づけておくべきでしょう。

スペックや空き容量が足りているか

物理的に更新可能な状態かどうかも確認する必要があります。

Cドライブに空き容量がない

ディスクに空き容量がない場合は、当然処理が進まない状態でストップします。Windowsから以下のようなメッセージが出てくれればわかりやすいですが、何も出ないことも考えられます。

具体的な対応方法については以下の記事をご参考ください。

サポート事例:原因不明なCドライブ容量不足と解消の方法、事前の対策について
サポート事例:Cドライブの空き容量が無くなっている現象の調査と、Cドライブをひっ迫させないための対策について紹介。

HDD搭載パソコンだと特に問題が起こりがち

容量だけではなく、パソコンの性能により更新作業に限界をきたしていることもあります。
特に、Windows10はハードディスクの場合、処理に時間がかかりすぎて何事もスムーズに行かないという印象が強いです。

あまりにアップデートで失敗する頻度が高い場合は、HDDからSSDに換装するかSSD搭載のパソコンに買い替えを検討してみた方が良いかもしれません。

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寿命が近いこともあります

またパソコンの性能はおおよそ5年程度です。Windowsそのものだけでなく各種ソフトも最新の機種に合わせてソフトが開発されていることが多いです。そのため長く使い続けていると徐々にゴミもたまって遅くなったり故障しがちになります。

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アップデートに不具合が含まれている場合もある

Windowsアップデートが上手く行かないため、隅々まで確認をして何度も手動で更新させているが一向に進まない…。

そんな状況の時は、諦めて「一旦寝かせる」という方法もあります。

Windowsアップデートは完璧ではなく、不具合が含まれることもままあります。
つまり、こちらには落ち度がないのに更新ができない状態もあり得る、ということなのです。
配信されるデータに不具合があれば、ユーザーの私達はどうすることもできません。
その際、スマホでWindowsアップデートの不具合について調べてみると、何か情報が見つかるかもしれません。

こういった事態では、少し日にちが経過した後に再度更新データがダウンロードされ、そのタイミングで一気にアップデート完了となることもあります。

更新が失敗となる理由が本当にわからない時は、一旦待ってみるというのも一つの手です。手動で延長することも可能です。

WindowsUpdateを先延ばしする方法(※停止はできません)
Windows Updateは2019年から、一時的に延期可能になりました。すぐにWindows Updateを当てないようにするだけで未然にトラブルを防げます。本記事ではWindows Updateを先延ばしする手順について詳しく解説します
ただし、長期間放置するのはよりアップデートが失敗する原因にもなりかねませんので、あまり間を空けずにパソコンを起動しネットに接続した上で更新にリトライする必要があります。

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WindowsUpdateが止まってしまう場合の対処方法

では実際にWindowsUpdateが止まってしまう場合はどのように対応したらよいでしょうか?

インストール中に強制終了するのは本当に本当に最終手段

強制終了は危険

アップデートをしている最中に、以下のようなメッセージのまま進まないことがあります。

「更新プログラムをダウンロードしています」
「Windows10の更新を構成しています」
「Windowsの準備をしています」
「コンピュータの電源を切らないでください」
「処理にしばらくかかります。」

筆者自身、このような更新が進まない状態で何時間も停止していることころを見たのは一度や二度ではありません。
そんな時、電源ボタンを長押しして強制終了したことがありますが、一定の確率で悪化します。

確かに処理が止まっているケースもあるかと思いますが、少しずつでもインストールが進んでいることもあるでしょう。
インストール中に強制制終了してしまったら、初期化・修理・破棄などの対応に迫られる可能性が高まります。

電源ボタンを押すことによる強制終了は、最終手段としておいてください。

原則は放置してひたすら待ってみる

更新中の画面が変わらず、固まってしまうこともあります。
そんな時は、無理に操作を追加せず静かに見守ることをお勧めします。場合によっては何時間もかかってしまうかもしれませんが待っていただいた方が結果的に良い結果をもたらすことが多いです。

更新インストールが始まったら、そのまま放置し様子を見てみましょう。
パソコン使用中に更新のお知らせが表示されたり、手動で更新する前には、スリープモードに入らないよう設定を変更しておくと、より更新作業の妨げがなくなります。

ただし、放置時間は1日程度で作戦変更を検討してみても良いかもしれません。
特別な根拠がある訳ではなくあくまでも経験的な体感ではありますが、丸1日放置して変化がない場合は、以降もそのままであることが多いように思います。

もちろん、時間に余裕がある方や、絶対にパソコンを守りたいという方は、もう少し放置して様子を見てもOKですが、一旦作戦変更をしても良い頃合いかと思われます。

インターネット接続を再確認する

Windowsアップデートのデータは、時に大きなものであると前述しました。
そのため、通信状態が悪い場合、データがダウンロードしきれず、それにより更新が終わらないのかもしれません。

有線LANケーブルの抜き差し、WiFiボタンのオフ・オン、HUBの電源の抜き差し、WiFiルーターの電源の抜き差しなど、通信を一度切って再接続するといったことで改善しないか試してみましょう。

数回「再起動」してみる

コンピュータを数回再起動してみることで、更新作業が進み出す可能性があります。

ここで注意したいのが、「シャットダウン」⇒「起動」することで再起動とするのではなく、メニューから「再起動」を選ぶことです。

パソコンの再起動

シャットダウンと再起動は同じものと考えがちですが、Windows8以降ではその2つは明確に違いがあり、シャットダウンでは引き続きトラブルが継承されてしまう恐れがあります。

理由としては、シャットダウンをすると、次に起動した際に「高速スタートアップ」機能が働き、シャットダウン前に使用していた時の情報を引き継いで立ち上がります。
パソコンがまっさらな状態でスタートした訳ではないため、前回のトラブルと同じ道筋をたどってしまうことが多いです。

一方再起動は、高速スタートアップを利用しないため、トラブルを回避できる可能性が高まるということになります。

高速スタートアップの詳細については以下のページをご参考ください。

Windowsの「高速スタートアップ」機能を無効にする設定方法【PC不具合を回避】
現在のWindowsに搭載されている「高速スタートアップ」機能は起動時間を短縮する一方で、ONにすると不具合が生じる場合があることも報告されています。本記事ではこの機能のメリットとデメリット、オフにするための設定方法を詳しく解説します。

セーフモードで起動して更新させる

セーフモードとは、必要最低限の機能だけを有効にした状態でパソコンを立ち上げる状態のことです。

装飾や便利な機能などを排除したシンプルな状態で起動すると、問題点を炙り出しやすいことから、トラブル時にはセーフモードを利用します。

セーフモードで起動する方法は以下のページをご覧ください。

Windowsをセーフモードで起動する方法の詳細な手順と説明
Windows PCの調子が悪いとき、セーフモードで起動すると状況が改善されることがあります。この記事ではセーフモードとは何か解説し、起動する方法をまとめました。OSの不調かアプリケーションの異常か原因の切り分けをする際に、参考にしてください。

セーフモードには、ネットワークが繋がらない「セーフモード」と、ネット通信が可能な「セーフモードとネットワーク」があります。
Windows Updateを進行させるには、「セーフモードとネットワーク」を選びましょう。

セーフモードとネットワーク
Windowsのスタートアップ設定画面

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    WindowsUpdateが進まない時の対処法まとめ

    Windows Updateはこまめに実施されるべきです。更新プログラムを溜めてしまうと、インストールが終わらず止まってしまう可能性が高まります。

    もし更新が進まず止まってしまった場合は、強制終了は最終手段とし、データ空き容量があるか、通信状態は良いかを確認します。
    問題ない場合はそのまま時間の経過に任せてみたり、再起動を数回行ってみる、セーフモードで起動するなどの対策を取ってください。

    それでも難しい場合は、SSD搭載のパソコンに買い替えてみることも検討する必要があるでしょう。

    Windows OSを使用する限り、Windows Updateには付き合っていくことになりますので、わからないと放置せず向き合っていくことが大切です。

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