超簡単!古い遅いパソコンをHDDからSSDに入替えて高速で快適に使う方法

最終更新から1年以上経ってます。内容が最新でない可能性があります。

PCで作業している時に、PCの速度が遅いと感じたことがありませんか。特に古くて遅いパソコンの場合、もっと早ければな~、と思うことがしばしばあるのではないでしょうか。

このページではちょっとお金がかかりますが高速にして快適にPCを使いこなす方法を紹介します。皆さんが思っているよりもずっと簡単に実現可能です。

古くて遅いパソコンを改善する1つの手段

今回使用した機材は、Lenovo ThinkPad X201 3626G62。OSはWindows7が入っています。弊社ではずっと前に主力から引退して現在は主に作業用で使っています。約10年前の機種で要するに何が言いたいかというと、ものすごく古いパソコンなんです。

なので、起動するだけでも時間がかかります。
なので、検索するだけでも時間がかかります。

Googleの検索ページを開くのに1分くらいかかっていました。こんな古いパソコンを簡単に高速に出来る方法があるんです。

今回は、入替用としてIntel SSD5 256GBを用意しました。こちらを使って解説いたします!

HDDとかSSDって何?

HDD(Hard Disk Drive) ・・ データやプログラムを書き込む記憶装置のこと、レコードのように円盤にデータを書き込み針で読むような仕組みになっています。

SSD(Solid State Drive)・・ HDDと同様にデータなどを書き込む記憶装置のこと、USBメモリと同じようにメモリチップにデータを書き込む仕組みになっています。

大容量データの保存する記憶装置として、従来はHDDが使用されていました。しかし、近年になりSSDの容量が大きくなって安くなったため急速に普及が進んでおります。

HDDとSSDのメリット比較

HDDSSD
保存できるデータ量が大きい HDD>SSD読み書きの速度が速い SSD>HDD
単価がSSDと比較して安価 SSD>HDD衝撃・熱に強い

HDDとSSDのデメリット比較

HDDSSD
構造的に衝撃に弱い容量がHDDと比較して少ない
消費電力がSSDと比較して大きい単価が高い

 

入れ替え(換装)する必要があるの?

何年も使用しているパソコンは非常に遅くなります。HDDを使っているなら、SSDに入れ替え(換装)するだけで劇的に改善されます。

速度比較(画像)

どのくらいこのパソコンの環境が改善されるか入替前と入替後で実際に速度比較をしてみました。今回はCrystalDiskMark6というソフトウェアで、データの読み込み速度と書き込み速度を測定しました。

左側のRead[MB/s]  → 読み込み速度
右側のWrite[MB/s] → 書き込み速度

1秒間に何MB読み込めるか・書き込みできるかを数値で表しています。

*換装前 HDDでの測定



*換装後 SSDでの測定

換装前後で読み込み速度・書き込み速度が全く違うことが分かります。

換装前は、検索にも時間がかかりいらいらしてしまいました。しかし換装後は、検索もスムーズにできノンストレスで作業を進めることが出来るようになりました。

今回利用したIntel SSDはSATA3.0(SATA6Gbps)に対応しており最大で500MB/sほど性能が出るものです。しかし今回換装したx201はSATA2.0(SATA3Gbps)までしか対応しておらずこの程度の性能までしか数値が上がりません。2019年現在約10年近く前のノートパソコンなので性能アップも限界があります(それでもHDDよりも全然早いことがご理解いただけると思います)。
参考までに2019年の最新高性能ノートパソコンで測定するとさらに早い値が出ます。内部構造が全く違うので差が出てしまうのはしょうがないのですがそれでもSSDに切り替えたパソコンは昔のHDD搭載の遅くて古いノートパソコンより全然快適に利用できるようになります。
※2019年の最新高性能ノートパソコンではm.2接続のNVMeタイプのSSDを使用しています。

m.2接続のNVMeタイプのSSDの商品の例
Intel SSD 760p M.2 PCIEx4 512GBモデル SSDPEKKW512G8XT
インテル
M.2接続/64層3D TLC NAND採用 NVMe M.2 SSD

詳しい最新のSSDについては以下の記事を参照ください。

SSDの規格や容量、HDDとの違いについて
HDDに比べるとSSDはよいことばかりと思いがちですが、両方にメリットがあるので、HDDもそこそこ需要があるのが現状です。しかしPCの中にHDDの代わりにSSDが内臓されたPCも出てきているので、徐々にSSDも浸透しているのでしょう。両者の違いとメリットを知り、適切な選択に役立てて欲しいです。
SSDの中の新規格M.2について
SSDは早い、大容量などのイメージを持っている人が多いですが、最新のM.2についてはご存知でしょうか。より小型化し進化したM,2niついてまとめ、購入する時の注意点などについても触れました。PCのコネクタ部に合うか注意して購入をしてください。

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HDDからSSDに入れ替え・換装する方法

準備するもの

まずは必要なものを準備しましょう。ノートPCの入れ替え(換装)する場合に最低限必要なものです。

1. SSD


今回用意したのはIntel SSD5 256GBです。SSDはたくさんのメーカが発売しており、規格も容量も様々ですのでどのSSDを選べばよいか迷ってしまうかもしれません。

代表的なメーカはIntel / Samsung / Sandisk / Micron / Western Digital / Transcend / Kingston Technology / SiliconPowerなどでしょうか。

容量もメーカによって若干異なりますが一般向けには125GB前後、250GB前後、500GB前後、1TB前後~の製品が多いです。

いくつものメーカを試した弊社のおすすめはIntel社製SSD、他のメーカに比べると若干高いですが速さ、安定性は抜群です。

ただし5年ほど前までは性能やトラブルの少なさは価格と比例していましたが最近はあまり違いはなくなってきました。たくさんのメーカーが販売しているので好きなメーカーがあればそれでもよいでしょう。


Samsung 860 EVO 500GB SATA 2.5インチ 内蔵 SSD MZ-76E500B/EC 国内正規保証品
日本サムスン
最大転送速度 : 読出 550MB/秒 書込 520MB/秒


Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmスペーサー付属) 5年保証 【PlayStation4 動作確認済】 正規代理店保証品 CT500MX500SSD1/JP
Crucial(クルーシャル)
容量: 500GB/入荷時期により梱包形態が異なる場合がございます。内容物に変更はございません。


Transcend SSD 512GB 内蔵2.5インチ SATA3 7mm 【PS4動作確認済】 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS512GSSD230S
トランセンドジャパン
製品特徴:DDR3 DRAMキャッシュ搭載によりアクセスタイムを短縮


2. SATA・IDEとUSBをつなぐための変換ケーブル
今回用意したのは以下の変換ケーブルです。新しいSSDをパソコンに接続するために利用します。

サンワサプライ IDE/SATA-USB3.0変換ケーブル 0.9m USB-CVIDE5
サンワサプライ
●IDE/SATA-USB3.0変換ケーブル

3. 2.5インチ3.5インチSSD/HDD変換マウンタ
一般的にSSDは2.5インチサイズですがデスクトップマシンでは3.5インチサイズのHDDを使うのが一般的です。

2.5インチサイズのSSDをデスクトップの本体にそのまま取り付けられないため必要なら2.5インチ3.5インチSSD/HDD変換マウンタを利用します。

4. HDD→SSDにデータをコピーするツール
たいていのメーカーのSSDには無料のデータ移行ツールが付属しています。マニュアル等に従ってダウンロード等準備します。

5. 工具
→ねじでHDDが固定されていることが多いので、ドライバーを用意しておきましょう。

確認すること

1.今回入れ替え(換装)するPCが入れ替え(換装)が可能なのか確認する
→メーカー公式のHPで確認すること
2.入れ替え(換装)するPCのビット数とOSを確認する
3.SSDの容量は大きいものを選択すること
→昔に比べてSSDは安価になりました。容量は240GB以上は用意しましょう。
4.ノートパソコンのHDDデータをSSDにコピー(クローン)する際は、SATA→USB変換ケーブルが必要になります。

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大まかな入れ替え・換装までの流れ

HDDからSSDの入れ替え・換装の流れをいかに書きました

0.下準備

1.SSDをPCに接続する

2.SSDをフォーマット化する

3.HDDからSSDにクローンを作成する

4.古いノートPCからHDDを取り出す

5.HDDからSSDに取り換える

6.入れ替え・換装したパソコンが問題なく起動できるか確認する

手順0.下準備

この作業は必須ではありませんが不要なデータをあらかじめ消しておくとよいでしょう。

Cドライブのディスク容量を増やしてパソコンを速くする8つの方法
パソコンを長く使っていると、動作スピードが遅くなったり、動きが不安定になったりと色々な問題が出てきますよね。みなさんも経験があるのでは? そういったトラブルを防ぐには普段からCドライブをキレイに整理しておくことが大切です。パソコンのC...

手順1.SSDをPCに接続する

まず使用していたパソコンのデータをSSDにコピーするための準備を行います。
用意したSSDをSATA・IDEでパソコンと接続します。

*注意
パソコンとSSDを接続するだけでは起動しません。
SSDにパソコン接続用コードと電源用のコード2本接続しましょう。

手順2.SSDをフォーマット化する

以下の手順でSSDをフォーマット化していきます。
1.「スタート」から「コントロールパネル」を選択する。
2.「システムとセキュリティ」を選択する。
3.「管理ツール」の「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」を選択する。
4.「ディスクの管理」という画面が表示されるので、ディスク0のほかに未割当のディスクがあるか確認する。
*未割当のディスクがない場合、SSDを認識していないことになる。
5.未割当のディスクを右クリックして「ディスクの初期化」を選択する
6.パーティションスタイルを選択して、次へをクリックする。

MBRとGPTのどちらを選択するのかは「現在のCドライブのパーティションスタイル」と同じものを選択してください。違うパーティションスタイルを選択するとコピーに失敗することが多いようです。
現在のパーティションスタイルについてはCドライブのディスク上で右クリック⇒プロパティ⇒ボリュームを開くと「パーティションのスタイル」に表示されます。

7.フォーマットが完了すると、未割り当てと書かれていたディスクが「オンライン」という表記に変更される。フォーマットしたディスクを右クリックして、「新しいシンプルボリューム」をクリックする
8.新しいシンプルボリュームウィザードという画面が表示されるので進め、ドライブ文字を選択する。
*ドライブ文字は好きな文字で問題なし
9.シンプルボリュームサイズを最大ディスク領域と同じ数字を入力する。
10.設定値を次のように入力していく。
このボリュームを次の設定でフォーマットする(O):選択する
ファイルシステム(F): NTFS
アロケーションユニットサイズ(A):規定値
ボリュームラベル(V):SSD
クイックフォーマットする(P):チェックを入れる

11.設定値が問題ないことを確認し、「次へ」をクリックし、「完了」をクリックする。
これでSSDが使用できるようになる。

次の画像がSSDが使用できるようになった画像です。

手順3.HDDからSSDにクローンを作成する

次にもともと使用していたパソコンのHDDからSSDにデータをコピーする作業をする。
これを「クローン」と呼びます。

クローン方法は、いくつかあります。
今回用意したIntelのSSDです。Intelはクローン用のソフトウェアを公開しております。
Intel Data Migration Software といいます。

まずIntel Data Migration Software をダウンロードします。

インテルのドライバーおよびソフトウェアのダウンロード
インテル製品向けサポート・ソフトウェア、BIOS、ユーティリティー、ファームウェア、パッチなど、新旧リリース済みドライバーをダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルを展開して、インストーラーを実行します。
インストーラーの指示に従いながら、セットアップを進めましょう。

その後、Intel Data Media Software のアイコンが表示されるので、起動させます。

ツールから「ディスクのクローン作製」を選択します。
以下のような画面が表示されるので、「今すぐクローンを作成」をクリックします。

その後クローン作製が開始されるので、作成が終わるまで待機します。
作成が終了すると、再起動もしくは自動的にシャットダウンされます。

手順4.古いノートPCからHDDを取り出す

PCがシャットダウンしたら、電源コードを抜き筐体からHDDを取り出します。

取り出し方は筐体ごとに異なるので、メーカーとノート型番を検索して、マニュアルを参考にしながらHDDを取り出しましょう。

取り出すとき、工具を使ってねじを取り、HDDを取り出します。

HDDを取り出すのに、黒いぺら紙がついているのでその紙をつまんで取り出します。
後ほどSSDに交換するときにも使うので、取り外さないようにしましょう。

手順5.HDDからSSDに取り換える

HDDも器具にねじで固定されているので取り外します。そしてクローンしたSSDを器具に取り付けましょう。

そして、筐体に器具を戻してください。

手順6.入れ替え・換装したパソコンが問題なく起動できるか確認する

HDDからSSDに入れ替え(換装)たら、PCに電源コードを差し込みます。
その後電源を入れて、PCが正常に動作するか確認します。

たいていの場合はその後問題なく動作することが多いのですがまれに「特定のドライバがうまく動かない」などのトラブルが起こる場合があります。その場合はドライバを更新するなどの対応が必要になります。

クローンに失敗する場合の原因と対処法

クローンに失敗するケースは残念ながら少なくありません。特に元のHDDに不良セクタが存在する場合は他の方法を利用しても失敗することが多いです。その場合一度スキャンディスクをかけてHDDを修復する必要があります。

他に端末によってはBIOSの設定を変更する必要があったり、1度目は失敗しても2度目は成功するケースもあります。いろいろ試してみてください。

スキャンディスクについては以下の記事をご参考ください。

スキャンディスク(チェックディスク)でHDDの健康チェックを!
PCの中のHDDの状態をチェックしたり、ドライブの健康状態を見る方法を記しています。何か問題が起こってからPCのメンテナンスをするよりも、常日頃からPCの内部の健康についても確認していくことが、PCのトラブルを減らして、寿命も長引かせるコツです。

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SSDに移行するその他の方法

ここではSSDに付属のクローンソフトを利用した方法を紹介しましたがもちろん他にもいくつか方法があります。

市販のバックアップソフト、データ移行ソフトのクローン機能を使う

SSDに付属のクローンソフトと同等の機能を持つバックアップソフトやデータ移行ソフトを使うことができます。

ファイナルハードディスク/SSD入れ替え(V16) |ダウンロード版
AOSデータ
わかりやすい操作画面で初めての方でも直感的に操作できます。

Windowsの標準バックアップ機能を使う

Windowsには標準でイメージバックアップをする機能がありますのでこれを使って一度外付けHDDなどにバックアップを取りSSDに換装後復元する方法があります。

バックアップする方法については以下の記事をご参考ください。

Windows10でおすすめのデータバックアップ方法
PCを使っていると予期しなかったトラブルが起こり、PCを起動できなくなりデータが消去されてしまうことがあります。そんな時のためにバックアップを取っておいたり、PCを復旧できるようにしておくことは大切です。PCが動かなくなってしまっても一番初...

なお復元する方法については以下の記事をご参考ください。

Windows10のバックアップからデータを復元する方法(システムイメージ、ファイル履歴)
バックアップを取る方法の記事でご紹介した通り、バックアップは主に二種類の分野に分かれています。 マイフォルダなどに入っている個人データのバックアップとWindowsのシステムの状態を全体としてバックアップする方法です。 以前はバック...

コピー機能を持った複数台のHDDを接続できる機器を使う

HDD内のデータをパソコンなしでコピー・クローン出来る機能がついているHDDスタンド(クレードル)もあります。その場合はボタンを押すだけでデータをコピー出来て変換ケーブルや移行ソフトが必要ありません。


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まとめ

「パソコンが遅くて困ってるけど、パソコンが苦手な人でも対応できるの?」と思う方がいるかもしれません。しかし、HDDからSSDの入れ替えは決して難しいことではありません。

ポイントとして、次のことを押さえれば問題ありません。
1.新しく用意したSSDを使用できる状態にする。
2.今まで使用していたパソコンのデータを新しいSSDにコピーする
3.パソコンの中に入っているHDDとコピーしたSSDを入れ替える
4.動作を確認する

遅くなったパソコンのHDDからSSDに入れ替えして、快適なPCライフを送りましょう!
SSDに入れ替える作業は慣れてしまえば難しくないのですが難しいと思う方も多いかもしれません。とげおネットではSSDに入れ替えるサポートも多数しておりますのでご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

内容に関する注意事項

あくまで参考情報となりますので、本サイトの記述に従って設定をされるときは自己責任にてお願い致します。状況によって取るべき手段が異なり全てのケースを網羅出来ているわけではありませんので記述通りに設定すれば必ず設定出来るわけではございません。ご了承ください。

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